BRIDGESTONE SERIES 2011 EASTERN REGION Rd.Final その4
真後ろまでT大君が迫ってきていた。
僅かなチャンスを逃さず3コーナーで仕掛けた。
だが…
簡単にはトップを明け渡さないT誉君も(虎なだけにw)虎視眈々と狙っている。
4コーナーでガッツリトップを奪い返す。
Wヘアピン入り口でT大君を狙っていたT哉君だが
焦ったのか単独スピン!
立て直す前に、少し差が開きながら後ろを追っていたRayがWヘアピンひとつ目をクリア。
暫くはこんな感じでデッドヒートが続いていた。
レース中盤だったか、トップを死守するT誉君に挑もうとしたT大君が
Wヘアピン入り口で、痛恨のブレーキングミスをしてスピン!
そこを刺すRay。
そして真後ろを凄い勢いで追ってきているT哉君。
これによりT誉君か完全に独走逃げ切り状態に突入していまい、安定したミスのない走りに切り替えてきた。
かなり間隔が空いた状態で2番手を走るRay。
T誉君に追いつくことはもう絶対不可能だと云うことは分かっているが、この2番手を死守したい。
でも、レースは20周。
まだまだレースの終わりは見えてこない。
これを死守出来るほど、今のRayのカートの状態はよろしくなかったのであった…(苦笑)
周回数を重ねる毎にどんどんトップとの差が広がりつつある。
そしてRayは必死に走るも、タイムが伸び悩み始め立ち上がりがモッサリしていた。
数周後には、T哉君に4コーナーで飛び込まれ…
3番手に失脚。
諦めずWヘアピンでT哉君のインを刺すがラインがよろしくない。
その上モッサリ感のある状態なため2個目のヘアピン手前で並ばれ、猛追撃して真後ろまで迫ってきていたT大君にも狙われ
最終コーナー出口で、T大君にサイドに並ばれ
ホームストレート勝負に。
その上、更に後ろからはY人君まで迫って来る始末…(苦笑)
もう後がない状態に(苦笑)
3コーナーでT哉君がミス。
すかさずそこを狙ってインを刺すが、立ち上がりが悪いため、アッサリT哉君に並ばれてしまった。
その上、真後ろに迫ってきたY人君が
4コーナーで仕掛けてきて
とうとうRayは5番手に落ちる。
トップを捉えることはもう難しい状態だが、2位は死守したいT大君。
それにピッタリとついて行くT哉君。
少し離れた所を追いかけるY人君。
それに離されないようにと必死に追撃するRayだったが…
周数が進む毎に、Y人君との距離がジリジリと開いてきた。
その後、余裕でポールトゥウィンで優勝したT誉君。
最後の最後まで2位争いを激しく展開していたが、結局、2位を死守したT大君。
それを繰り広げていたT哉君は、BSのレースで初の表彰台を獲得。
淡々と、5位でチェッカーを受けた。
戻って来たカートを見ると、右リヤハブがずれてエンジンカバーにタイヤに干渉気味な状態で延々走行していたことが分かったと云う(苦笑)
でも接触した覚えはないと云うのだが、3周目辺りから立ち上がりがモッサリしてスピードが全然出なくなっていたと(苦笑)
だけど、戻そうとハブを外そうとしたのだが、もの凄く固くて中々ハブを外せなかったので、緩んでタイヤがずれた感じではないようで(苦笑)
何が原因だったのか分からず仕舞い…。
こうして今年のBS SERIESは幕を閉じた。
最終戦の優勝者はT誉君だったが、シリーズチャンピオンはT大君が獲得。
ランキング2位だったRayは3位に失脚はしたが、ルーキーイヤーで、シリーズ3位はまずまずなのだろうか…。
(しかも最終戦はポイントが1.5倍になると云うのに、この松田のレースは捨てレースのひとつだって云うオチ付き…w)
思えば今年はキッズ最後の年で行くはずだったのに、周囲に固められ(爆)急遽カデットにステップアップすることになった2月。
3月に東日本大震災があった関係で、ガソリンの入手が困難、計画停電の餌食に遭い開幕戦まで全く練習も出来ない状態で始まった今年のカートライフだった。
実質練習走行が始められたのは4月の開幕戦直前から。
そこからスタートでのこの7ヶ月間で、一時はシリーズランキングトップにもなり、最終的にシリーズ3位は頑張った方かな…(笑)
T大パパが「今日のレースの勝因は、晴れたことですよ!」と云われた(笑)
それだけ雨のレースでRayが強いとみんなが認めてくれている一言なんだなと実感出来た。
そうか、Rayが散々だった敗因は雨が残らなかったことだったのか(爆)
今年のレースは取り敢えずこれで終了。
今年1年、一緒に戦ってきたドライバーたち、そしてパパ、ママのみなさん、1年間ありがとうございました(^-^)
そうそう、レース終了後、差し入れで頂いたマカロンをT誉君にお裾分けしたら、T誉パパが、T誉君に
「あ、太ってる!」
って即座に云った(爆)
T誉パパ、それって普通は「あ、食ってる」じゃない(大爆笑)
レース途中で、AUTECH繋がりのお友達2組が応援に来てくれた。
トップを死守し、MST君が優勝!
1番グリッドを獲ったT誉君。
対する2番グリッドのT大君は、いつも通りのレーススタート前の精神統一中。
その頃のRayは7番グリッド、最後尾グリッドからのスタートなので、もう前を追うだけって云う状況ね(爆)
チャンピオンのかかっているT大パパ。
Jパパを始め各々のパパたちの表情も固め。
特にT誉パパは、もう厳しい顔しかしていなかった(爆)
そんでもって、ダンナとチームメイトのK生君のメカをしているチーズさんの表情は…
松田のローリングは厳しいのか、一発ではスタートは決まらず。
三発目…
決まった!
最後尾の二人は、順当と云うべきか…(苦笑)
1コーナーをクリアしつつある時
最インを獲ったT哉君とY人君が接触。
Rayはいいラインを取っていたのか一番後ろからインを取って走っていた。
T哉君との接触でY人君が痛恨のスピン。
最インを通ってアクシデントを回避した。
ここで4番手に浮上。
中々抜くことは出来ない。
トップの2台はデットヒートを繰り広げ始め、スタート直後から飛ばし気味…
先頭の2台とじりじりと引き離されつつあるか否か…
トップ2台はどんどん引き離しにかかり、それ以上に激しいバトル。
何とかT哉君にはついて行きたい所。
トップはまた入れ替わり…
RayはどんどんT哉君との差も広がり始めて来た…
頑張っているのだが、如何せんどうにも出来ない状態なのか…
さて、スタートが決まるか…
決まった!
場所的には悪くないと思っていた。
前を走るT哉君がちょっと出遅れたか?
2コーナーを回った段階で前との差が出始めた。
と思っていた矢先の3コーナー。
で、それをまともに食らって逃げ切れる場所もなかったK生君がスピンし、それの巻き添えを食らったRayの2台で絡んでしまう。
エンジンが止まらずリタイヤしなくて済んだことだけが不幸中の幸いか(苦笑)
オープニングラップから戻って来た時、先頭集団と、アクシデントを回避した第2集団との差はこんなにも開いてしまっていた。
更に第2集団からかけ離れた所を、K生君とRayとの2台で追撃…。
2周目の3コーナーでK生君に仕掛けたRay。
最インのラインで入ったため、立ち上がりが厳しい。
何とか持ち堪えた!
その後は延々死ぬ気で追撃するも…
当たりエンジンを引いた! と狂喜乱舞(爆)していただけあったT誉君が、じりじりと2番手走行のT大君との差を広げて悠々トップでチェッカー。
4番手のY人君と、5番手のJ君との差もこんなに開いていた。
6番手のD将君とRayとの差はこれだけ。
T誉君は既に私より身長が高い(苦笑)
たまには、子供たちを撮影しているママたちを撮ってみる(笑)
BS参戦ピット。
雨には強いと云われているRayだが、ドライコンディションで前日練習では惨敗だった。
取り敢えず、現状でのランキング1-2の図。
結局、公式練習は4番手のタイム。
ちょっと緊張気味…
で、出た所がセカンドロー。
その結果、トップはT大君。
最終戦までかなり綺麗な状態を保てていたレース用カウルが、J君との壮絶バトルの結果、ガッツリ傷を付けて戻って来た。
土砂降り過ぎてカメラを構える余裕もなく、U慎パパが酷い雨の中、頑張って撮影してくれたので画像を頂いた。
最近では、T誉パパに「チビRain君」と云われているのだが、正に水を得た魚状態で、雨走行は得意なだけあり、トップタイム? で走行していた模様。
中々カメラを構えられないで居たのは、Kayたんのせい。
カートをスタンドに上げて確認することに。
バックリですよ…
ネジを外したが、嵌ってしまった折れた残りが中々取れずに苦労する。
溶接して、また走行。
Maxの試乗が出来たので走ってみた。
タイムは40秒33
兎に角今年のRayは熱中症が酷い。
K生君とバトルしたり…。
出来るだけ纏まって走行するようにして練習。
秋が瀬はブレーキを良く使うのか直ぐパッドがなくなる(苦笑)
兄たちが走っている時は、弟たちは暇なのだ。
何故かK飛君のアミゴンに乗るKay(笑)
キッズはお昼休みの時間と夕方しか走行が出来ないので、走行前に少し乗せて貰ったのだ。
付き合わされているKayも暑いが、私が一番辛いよ…(苦笑)