ウィルソン病とは

2020年 5月13日

2019年12月下旬、血液検査の詳しい結果を聞くため、予約外来していたので赴きました。

この日は検査結果だけを聞くので、Kayは学校に行っていて良い、とのことでした。


検査結果を私一人が聞いた所で、ダンナに私の口から伝えるよりも、直接先生の説明を聞いて貰った方が確実なので、ダンナにも有休を取って貰い、一緒に病院に行きました。


結果「ウィルソン病」と診断されました。



ウィルソン病とは、なんぞや…



端的に云うと、食物内に含まれている適量以上摂取した銅を排出することが、健常者より弱く、銅が肝臓に溜まっていく病気です。

現在の医学では、完治することが出来ないので、数年前に難病指定されました。


Kayの場合、健常者の1/2以下しか、体外に銅が排出されないそうです。



そこで初めて聞いた病名。


そして、銅が多く含まれているものを簡単に説明して貰いましたが、私が翌食べているものばかり(苦笑)


生牡蠣

エビ

枝豆

豆味噌

パスタ

そしてKayの好きなチョコレート…



他にも銅が多く含まれているものが多いのですが、私のネンイチBDプレゼントとして家族でオイスターバーで生牡蠣を食べていたのだけど、数年前、Kayが食べて暫くしてリバースしたんですよね。

単に食べ過ぎたと当時は思っていたのですが、今考えるとあればキャパを超えて食べてしまったため、銅中毒を起こしたんだと分かります。


枝豆も好きで良く食べていたし、一連の朝食後の腹痛が始まる前は、良くエビのお刺身や、殻で出汁を取ってお味噌汁を作ったりしていたので、アレルギーではないけど、キャパオーバーで、腹痛が起きていたんじゃないか…と考えます。




現状、血液検査だけでは、実際肝臓にどれだけ銅が溜まっているのかが分からないので、肝生検の検査をするため、一週間入院する必要がある、とその場で云われました。


肝生検は肝臓の組織を採って検査する方法で、それだけだったら2日入院で済むけども、Kayの場合、蓄尿もして実際体外にどれぐらい銅が排出出来ているのかを蓄尿で調べることが必要とのことで、一週間の入院の予約をその場でしました。

先生との相談の結果、入院は春休みが入る直前の日曜と云うことになり、学校は2日間お休みすることにしたのですが、コロナウィルスの関係で、3月頭から休校になったので、こうなることが分かっていたら、3月頭に入院予約を入れたのに…(苦笑)と思うばかりです。



と云うのも、その後も月一で血液検査のため外来していたのですが、相変わらず腹痛が続いていて、学校も休みがちになっていたので、学校が休校になるのだったら、もっと早くに入院したかった…と今だから云えることだけども(苦笑)


入院前は、もう祈るような日々でした。

5:00 カテゴリー:Nursery's Diary, ウィルソン病


Comments are closed.

 
2024年10月
« 5月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031