2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その4

2010年 10月12日

ジリジリとS輔君が迫ってくる。

Rayも頑張っているのだが、S輔君も全てを駆使してRayに迫ってきていた…。

その頃の3番手争いは…
K生君を先頭にSHY君、J君の3台での争いとなった。

トップのRayと3番手のK生君との差はこれぐらい。

そしてS輔君とのマージンがどんどんなくなってきている…。

数周の内にとうとう真後ろにS輔君が!

バックストレートで、RayもS輔君に抜かれないよう気を付けて走っていたのだが、ダンロップコーナー手前でインに飛び込まれ並ばれ

コーナー出口でS輔君に前を獲られてしまった!

引き離されるな!

3コーナー手前から、ここで仕掛けると思っていた。
4コーナー手前でS輔君のインに飛び込んだRay。

クランク手前でS輔君の前を奪い返した!

バックストレート立ち上がり。
当然S輔君は真後ろにピッタリと貼り付いて(笑)Rayの様子を窺い、何時でも仕掛ける気満々だ。

だがRayもいい加減学んだようだ。
今まで、今年のレースで散々バックストレートで前を行かれて悔しい思いをしてきたので、必死で守りラインで走る。

ダンロップコーナー下で、S輔君を抑え

ダンロップコーナーは死守した。

だが、S輔君はピッタリと後ろに貼り付いている。

その状況のまま、次の周もダンロップコーナーをクリアする。

ああ、やっとラスト1周だ。

マージンはほぼないに等しく、S輔君は絶対どこかで仕掛けてくると分かっている。

2コーナー先で並ばれそうになったが

3コーナーはラインを変えて死守。

バックストレートもスリップに入られる。

ダンロップコーナーでS輔君がインに飛び込んだが

Rayが死守して、トップでチェッカーを受けた!

やったよ!
Ray、優勝だ!


だが、この時はまだ誰も知らない。

この後、とんでもないことが起きると云うことを…(苦笑)

信じられないような展開になる、その5へと続く…。

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2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その3

2010年 10月12日

決勝。

正直、予選でポールでチェッカーを受け、決勝でPPからスタートなRayがこのまま逃げ切り優勝する可能性は高くなってきた、と思った。

だが、問題はKほちゃん。
このまま4位以下でチェッカーを受けるとは到底思えない。

最後まで諦めたくはないけど、このレースのために色々と考えて、出来ることは全てやって、それでもダメだったら、それはもう仕方がないと諦めるしかない…と家族会議でも話し合って決めたことがある。

泣いても笑っても、この12周で、今年のラー飯能のレースは終わるので、決勝レース直前に、Rayには悔いのないように精一杯走れ、と声をかけて私はレストラン側にデジ一を持って移動した。

天気予報は大幅に外れ、結局雨が降ることもなく、決勝レースは真夏日のような暑さのピーカンの中行われることになった。

グリッドに並ぶ直前の1シーン。

雨レースかもしれないと云う状態にも拘わらず、NISMOのサーキットパラソルがエルグ内にないことに気が付いたのはレース決勝当日の朝。

えー、どこに置いてきたんだ? と記憶を頼りに考える。

恐らく8月の中井のレースでそのまま置いてきた可能性が高い。
A沢さんにメールをして確認して貰ったら、確り中井に忘れてきていた(苦笑)

流石に陽射しが強く暑いので、T大家から、レッドブルのサーキットパラソルを借りる(笑)

と云う訳で、レッドブルパワーで頑張ります!(笑)

スタート!

Kほちゃんが好スタートを切る。

S助君と並んだ。

だが大外からJ君が迫ってきている。

J君が一歩出た!

後続でバトルしている間にRayはどんどん逃げ切り体制に。
結局、Kほちゃん4番手に失脚。
えー、何だか家が望んでいるような展開になってきた!

J君がRayに迫ってきている。

4コーナーでKほちゃんがS輔君のインに飛び込んだ!

だがS輔君は死守。
クランクでは1位から6位までほぼ、等間隔でクリアして行った。

今日は立ち上がりは悪くない。
J君に追いつかれる前にもっと前に出たい所。

S輔君がJ君に仕掛けようとして

ダンロップコーナーを上りきった所で、J君の前に出た。
だが、立ち上がりの良いKほちゃんが、最終コーナーで並んできて2番手争いは混沌としてきた。

S輔君が辛うじて前を走り

長いホームストレートの伸びを活かしてKほちゃんがJ君の前に出た!

だがJ君も死守。

クランクでも巧くラインを取って、Kほちゃんを前に出させない。
S輔君がその隙に、J君とKほちゃんを引き離しにかかる。

ダンロップコーナー下でJ君とガチンコ勝負したKほちゃん。
接触してダンロップコーナー手前でスピン!

これでKほちゃんが3番手争いから失脚してしまった。

だが、K30を舐めてはイカン。

ここから残り周数できっと巻き返してくるに違いない。

だから、このチャンスを活かして、Rayは少しでも前に出ていなければならなかった。

S輔君とのマージンはたったこれだけ。
これでは直ぐに追いつかれてしまう…。

次の周。
少しずつS輔君が迫ってきている…

3番手のJ君の真後ろには、案の定、K30のK生君が迫ってきていた!

スピンしてしまったKほちゃん。
バックストレートの伸びも悪く失速気味…。
何かあったのか…

結局、これ以上走っても失速していくばかりと判断したkahoyuirisaさんが、Kほちゃんにピットインするよう指示を出し、Kほちゃんの最終戦決勝はここで終わった。

限りなくチャンピオンに近かったKほちゃん…。

レースはホント何が起こるか分からないのだ…。

こんな形で、Kほちゃんとガチで勝負出来なくなってしまったのは、何だか悔しい…。

Kほちゃんの失速の原因は、バルブが折れたことだった。
リヤタイヤの空気がそれで抜けてベコベコになっていた…。

長いので、その4へ続く。

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2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その2

2010年 10月12日

(画像が多いため、Mobileで見るのはお奨め出来ません…)

予選。

フロントロー、2番グリッドのRay。

そして3番グリッドのKほちゃん。

珍しく緊張しているのか精神統一しているRay。

スタート!

巧くイン側に入るのに成功。

後はS輔君だけ。
スタート、ちょっと失敗気味だったKほちゃん、アウト側から4番グリッドスタートだったJ君が飛び出してきた。

このまま3ワイドで1コーナーに入るのか…と思いや…

流石K30。
グーンと延びてJ君を前に行かせない。

その勢いは荒ましく、2コーナーに向かう手前でRayをも捉えようとする。

そこは死守してそのまま3コーナーへ。

3コーナーに入った時からRayは仕掛ける気でいた。
4コーナーでS輔君のインに飛び込む。

だがS輔君は冷静だ。
クロスをかけRayに並び

勢いよくクランクへ。

クランク出口で既にS輔君が前に返り咲く。

バックストレートの立ち上がりもS輔君に付いていける。

バックストレートでKほちゃんはRayのインを獲る気だ。

J君はマシンを左に振る。

3ワイドでダンロップ下に入り

力で前に出たS輔君と、コンパクトにインを回ったKほちゃんがガチンコ勝負。
Rayは一テンポ遅れてしまった。

だが次のダンロップコーナーは左コーナー。
Kほちゃんに分が悪い。
だが反面、J君はいいラインを走ってきているのでRayはこれ以上アウト側に逃げることが出来ない状態になり、蓋をされる。

だがそれが良かったのか、ダンロップコーナーをクリアする時、S輔君のインを獲れた。

そのままの勢いで最終コーナーを曲がりRayがトップを獲った。
だが、その後ろではKほちゃんが延びてきて

オープニングラップでホームストレートに戻って来た時は、勢いのあるKほちゃんがS輔君の前に出た。

Rayの真後ろに付くKほちゃん。

死守して、そのまま2コーナーへ。

4コーナーでS輔君がインに飛び込みKほちゃんの前に出ようとしたが、クランクはやっぱりK30の方が圧倒的に速い!

結局、S輔君はKほちゃんの前に出られず。

このままRayは逃げ切りたい。
その後ろではJ君の前に出たSHY君が頑張っていた。

第2集団の中に居たA●I君が4コーナーでスピン。
これで順位を落としてしまう…。

クランクが速いK30のKほちゃん。
ホームストレートでマージンを取っても、ここでピッタリ後ろに付かれてしまう。

ダンロップコーナーでS輔君がKほちゃんに仕掛けるのだが

立ち上がりはKほちゃんの方が良いのか、最終コーナーで並ばれ、ホームストレートではKほちゃんが前を行く。
暫くはこの順位は変わらなかったのだが、

ダンロップコーナーでKほちゃんがアウトに膨れ、インに飛び込んだS輔君が前に出た。

失速したKほちゃんをSHY君も捉えるが

最終コーナーからの延びが良いKほちゃん。
3番手を奪還し、S輔君を追う。

そのままの勢いで2コーナー先でS輔君のインを獲り

Kほちゃんが前に出た。

だがS輔君もそのまま終わらない。
次の周、4コーナーでインに飛び込むも

クランクはやっぱりKほちゃんの方が速く、Kほちゃんの前に出ることが出来ない。

ラスト1周。

KほちゃんとS輔君がバトルしてくれてお陰で、逃げ切りトップでチェッカーを受けた。

だが、KほちゃんやS輔君の方がタイムは速い。

さぁ、運命の決勝戦で、Rayのチャンピオンが決まるのかどうなのか…。

その3へ続く。

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2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その1

2010年 10月12日

色々な意味を含めて

運命の1日…。



泣くも笑うも、今年のKoudai Cup、最終戦。

Rayがこのレースでシリーズチャンピオンを獲るのには、優勝するしかない。
そして、自力で優勝しても、それだけでは獲れない…と云う状況だ。

Rayが優勝、そして限りなくチャンピオンに近いKほちゃんが4位以下でないと、Rayのチャンピオンはない、と云う限りなくゼロに近い状況。

開幕戦以降、表彰台に居るのは常にレオンのK30。

それを超えるためにはどうすれば良いのか…。

前日は土砂降りに近い状態で、レース当日も雨の予報だったので、確りセッティングを決めたいので朝からお昼最後まで走って、どのセットにするのか悩みながらも決めたのだが、夜中は土砂降りだったけど、ラーに出発する時には雨は上がっていた状態に。

でもお昼ぐらいまでにはまた雨雲が関東に近づくと云う予報だったので、雨レースを期待していたのだけど、レースが始まる頃には雨は完全に止んでしまった。

ラーのオフィシャルをしているA見君が、栗を持って来てくれた。
ありがとー、A見君(^-^)

今日の相棒は8番エンジン。

ドラミ後のTTの走る順番を決めるくじ。
10台中、Rayは5番の走行。
トップバッターはS輔君。
何と珍しくケツ持ち(笑)はKほちゃん。

ラーでは、コース後方の山が雲に隠れていると雨、そこから雲がなくなると晴れてくるらしい。
雲が切れて消え始めているので、このまま雨は降らないでレースは終わる可能性が高くなってきた。

公式練習時はまだ路面は濡れている状態。
だけど、このまま雨が降らなければ路面状況は刻々と変化していく。

スリックタイヤでのレースも想定されるため、公式練習でスリックの皮剥きをしているドライバーや、スリックで走行しているドライバーも居た。

家も、レースのレインタイヤは温存したいので、数周走らせた後、ズルズルのレインタイヤに履き替え直して再び走行。

レース用のレインタイヤで39秒後半を出す。
10台中、唯一39秒台を出した。

2位はS輔君。

やはりレオンが上がってきている。


TT前、珍しく緊張気味。

6番手はK生君。
パパとメカのチーズさんと気合いを入れている所(笑)

雲が切れ始め、路面がもの凄い勢いで乾き始めている。
この後走るカデットクラスはTTからスリックタイヤでの走行となったが、キッズは危険を考え、TTだけレインタイヤでの走行となった。

Ray、いよいよコースイン。

SHY君は9番スタート。
待っている間、精神統一している。

インラップを走りいよいよ日の丸が振られTTスタート。

路面が乾いてきたから、レインタイヤが食い付き過ぎなければ良いのだが…

1コーナーも縁石ギリギリのラインを走り

勢いを付けて2コーナーへ。

3コーナーから4コーナーにかけて、ハンドルをここでこじらなければ、いいタイムが出るはず。

力むなよ…

よし! 巧く行った!

クランクも無駄なく行けた。

バックストレートも立ち上がり巧く行った。

チェッカー。

刻々と変わっていった路面状況の中、乾ききる前、一番最初に走ったS輔君がトップを獲った。
Rayは2/100秒差で2番手。

一先ず、予選のフロントローを確保。

しかし、3番手にはKほちゃんがやっぱり上がってきた。
K30で優勝経験もあるKほちゃん。

限りなくチャンピオンに近いKほちゃんをこれ以上前に出す訳にはいかない。

スタートを失敗せず、何とかトップを獲りたい所。

そして、熱い予選が始まろうとしている。

その2へ続く。

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