2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その4
ジリジリとS輔君が迫ってくる。
Rayも頑張っているのだが、S輔君も全てを駆使してRayに迫ってきていた…。
その頃の3番手争いは…
K生君を先頭にSHY君、J君の3台での争いとなった。
トップのRayと3番手のK生君との差はこれぐらい。
そしてS輔君とのマージンがどんどんなくなってきている…。
数周の内にとうとう真後ろにS輔君が!
バックストレートで、RayもS輔君に抜かれないよう気を付けて走っていたのだが、ダンロップコーナー手前でインに飛び込まれ並ばれ
コーナー出口でS輔君に前を獲られてしまった!
引き離されるな!
3コーナー手前から、ここで仕掛けると思っていた。
4コーナー手前でS輔君のインに飛び込んだRay。
クランク手前でS輔君の前を奪い返した!
バックストレート立ち上がり。
当然S輔君は真後ろにピッタリと貼り付いて(笑)Rayの様子を窺い、何時でも仕掛ける気満々だ。
だがRayもいい加減学んだようだ。
今まで、今年のレースで散々バックストレートで前を行かれて悔しい思いをしてきたので、必死で守りラインで走る。
ダンロップコーナー下で、S輔君を抑え
ダンロップコーナーは死守した。
だが、S輔君はピッタリと後ろに貼り付いている。
その状況のまま、次の周もダンロップコーナーをクリアする。
ああ、やっとラスト1周だ。
マージンはほぼないに等しく、S輔君は絶対どこかで仕掛けてくると分かっている。
2コーナー先で並ばれそうになったが
3コーナーはラインを変えて死守。
バックストレートもスリップに入られる。
ダンロップコーナーでS輔君がインに飛び込んだが
Rayが死守して、トップでチェッカーを受けた!
やったよ!
Ray、優勝だ!
だが、この時はまだ誰も知らない。
この後、とんでもないことが起きると云うことを…(苦笑)
信じられないような展開になる、その5へと続く…。
天気予報は大幅に外れ、結局雨が降ることもなく、決勝レースは真夏日のような暑さのピーカンの中行われることになった。
グリッドに並ぶ直前の1シーン。
と云う訳で、レッドブルパワーで頑張ります!(笑)
スタート!
Kほちゃんが好スタートを切る。
S助君と並んだ。
だが大外からJ君が迫ってきている。
J君が一歩出た!
後続でバトルしている間にRayはどんどん逃げ切り体制に。
J君がRayに迫ってきている。
4コーナーでKほちゃんがS輔君のインに飛び込んだ!
だがS輔君は死守。
今日は立ち上がりは悪くない。
S輔君がJ君に仕掛けようとして
ダンロップコーナーを上りきった所で、J君の前に出た。
S輔君が辛うじて前を走り
長いホームストレートの伸びを活かしてKほちゃんがJ君の前に出た!
だがJ君も死守。
クランクでも巧くラインを取って、Kほちゃんを前に出させない。
ダンロップコーナー下でJ君とガチンコ勝負したKほちゃん。
S輔君とのマージンはたったこれだけ。
次の周。
3番手のJ君の真後ろには、案の定、K30のK生君が迫ってきていた!
スピンしてしまったKほちゃん。
結局、これ以上走っても失速していくばかりと判断したkahoyuirisaさんが、Kほちゃんにピットインするよう指示を出し、Kほちゃんの最終戦決勝はここで終わった。
フロントロー、2番グリッドのRay。
そして3番グリッドのKほちゃん。
珍しく緊張しているのか精神統一しているRay。
スタート!
巧くイン側に入るのに成功。
後はS輔君だけ。
このまま3ワイドで1コーナーに入るのか…と思いや…
流石K30。
その勢いは荒ましく、2コーナーに向かう手前でRayをも捉えようとする。
3コーナーに入った時からRayは仕掛ける気でいた。
だがS輔君は冷静だ。
勢いよくクランクへ。
クランク出口で既にS輔君が前に返り咲く。
バックストレートの立ち上がりもS輔君に付いていける。
バックストレートでKほちゃんはRayのインを獲る気だ。
J君はマシンを左に振る。
3ワイドでダンロップ下に入り
力で前に出たS輔君と、コンパクトにインを回ったKほちゃんがガチンコ勝負。
だが次のダンロップコーナーは左コーナー。
だがそれが良かったのか、ダンロップコーナーをクリアする時、S輔君のインを獲れた。
そのままの勢いで最終コーナーを曲がりRayがトップを獲った。
オープニングラップでホームストレートに戻って来た時は、勢いのあるKほちゃんがS輔君の前に出た。
Rayの真後ろに付くKほちゃん。
死守して、そのまま2コーナーへ。
4コーナーでS輔君がインに飛び込みKほちゃんの前に出ようとしたが、クランクはやっぱりK30の方が圧倒的に速い!
結局、S輔君はKほちゃんの前に出られず。
このままRayは逃げ切りたい。
第2集団の中に居たA●I君が4コーナーでスピン。
クランクが速いK30のKほちゃん。
ダンロップコーナーでS輔君がKほちゃんに仕掛けるのだが
立ち上がりはKほちゃんの方が良いのか、最終コーナーで並ばれ、ホームストレートではKほちゃんが前を行く。
ダンロップコーナーでKほちゃんがアウトに膨れ、インに飛び込んだS輔君が前に出た。
失速したKほちゃんをSHY君も捉えるが
最終コーナーからの延びが良いKほちゃん。
そのままの勢いで2コーナー先でS輔君のインを獲り
Kほちゃんが前に出た。
だがS輔君もそのまま終わらない。
クランクはやっぱりKほちゃんの方が速く、Kほちゃんの前に出ることが出来ない。
ラスト1周。
KほちゃんとS輔君がバトルしてくれてお陰で、逃げ切りトップでチェッカーを受けた。
だが、KほちゃんやS輔君の方がタイムは速い。
ラーのオフィシャルをしているA見君が、栗を持って来てくれた。
今日の相棒は8番エンジン。
ドラミ後のTTの走る順番を決めるくじ。
ラーでは、コース後方の山が雲に隠れていると雨、そこから雲がなくなると晴れてくるらしい。
TT前、珍しく緊張気味。
6番手はK生君。
雲が切れ始め、路面がもの凄い勢いで乾き始めている。
SHY君は9番スタート。
インラップを走りいよいよ日の丸が振られTTスタート。
路面が乾いてきたから、レインタイヤが食い付き過ぎなければ良いのだが…
1コーナーも縁石ギリギリのラインを走り
勢いを付けて2コーナーへ。
3コーナーから4コーナーにかけて、ハンドルをここでこじらなければ、いいタイムが出るはず。
力むなよ…
よし! 巧く行った!
クランクも無駄なく行けた。
バックストレートも立ち上がり巧く行った。
チェッカー。
刻々と変わっていった路面状況の中、乾ききる前、一番最初に走ったS輔君がトップを獲った。