2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その3
決勝。
正直、予選でポールでチェッカーを受け、決勝でPPからスタートなRayがこのまま逃げ切り優勝する可能性は高くなってきた、と思った。
だが、問題はKほちゃん。
このまま4位以下でチェッカーを受けるとは到底思えない。
最後まで諦めたくはないけど、このレースのために色々と考えて、出来ることは全てやって、それでもダメだったら、それはもう仕方がないと諦めるしかない…と家族会議でも話し合って決めたことがある。
泣いても笑っても、この12周で、今年のラー飯能のレースは終わるので、決勝レース直前に、Rayには悔いのないように精一杯走れ、と声をかけて私はレストラン側にデジ一を持って移動した。
天気予報は大幅に外れ、結局雨が降ることもなく、決勝レースは真夏日のような暑さのピーカンの中行われることになった。
グリッドに並ぶ直前の1シーン。
雨レースかもしれないと云う状態にも拘わらず、NISMOのサーキットパラソルがエルグ内にないことに気が付いたのはレース決勝当日の朝。
えー、どこに置いてきたんだ? と記憶を頼りに考える。
恐らく8月の中井のレースでそのまま置いてきた可能性が高い。
A沢さんにメールをして確認して貰ったら、確り中井に忘れてきていた(苦笑)
流石に陽射しが強く暑いので、T大家から、レッドブルのサーキットパラソルを借りる(笑)
と云う訳で、レッドブルパワーで頑張ります!(笑)
スタート!
Kほちゃんが好スタートを切る。
S助君と並んだ。
だが大外からJ君が迫ってきている。
J君が一歩出た!
後続でバトルしている間にRayはどんどん逃げ切り体制に。
結局、Kほちゃん4番手に失脚。
えー、何だか家が望んでいるような展開になってきた!
J君がRayに迫ってきている。
4コーナーでKほちゃんがS輔君のインに飛び込んだ!
だがS輔君は死守。
クランクでは1位から6位までほぼ、等間隔でクリアして行った。
今日は立ち上がりは悪くない。
J君に追いつかれる前にもっと前に出たい所。
S輔君がJ君に仕掛けようとして
ダンロップコーナーを上りきった所で、J君の前に出た。
だが、立ち上がりの良いKほちゃんが、最終コーナーで並んできて2番手争いは混沌としてきた。
S輔君が辛うじて前を走り
長いホームストレートの伸びを活かしてKほちゃんがJ君の前に出た!
だがJ君も死守。
クランクでも巧くラインを取って、Kほちゃんを前に出させない。
S輔君がその隙に、J君とKほちゃんを引き離しにかかる。
ダンロップコーナー下でJ君とガチンコ勝負したKほちゃん。
接触してダンロップコーナー手前でスピン!
これでKほちゃんが3番手争いから失脚してしまった。
だが、K30を舐めてはイカン。
ここから残り周数できっと巻き返してくるに違いない。
だから、このチャンスを活かして、Rayは少しでも前に出ていなければならなかった。
S輔君とのマージンはたったこれだけ。
これでは直ぐに追いつかれてしまう…。
次の周。
少しずつS輔君が迫ってきている…
3番手のJ君の真後ろには、案の定、K30のK生君が迫ってきていた!
スピンしてしまったKほちゃん。
バックストレートの伸びも悪く失速気味…。
何かあったのか…
結局、これ以上走っても失速していくばかりと判断したkahoyuirisaさんが、Kほちゃんにピットインするよう指示を出し、Kほちゃんの最終戦決勝はここで終わった。
限りなくチャンピオンに近かったKほちゃん…。
レースはホント何が起こるか分からないのだ…。
こんな形で、Kほちゃんとガチで勝負出来なくなってしまったのは、何だか悔しい…。
Kほちゃんの失速の原因は、バルブが折れたことだった。
リヤタイヤの空気がそれで抜けてベコベコになっていた…。
長いので、その4へ続く。
フロントロー、2番グリッドのRay。
そして3番グリッドのKほちゃん。
珍しく緊張しているのか精神統一しているRay。
スタート!
巧くイン側に入るのに成功。
後はS輔君だけ。
このまま3ワイドで1コーナーに入るのか…と思いや…
流石K30。
その勢いは荒ましく、2コーナーに向かう手前でRayをも捉えようとする。
3コーナーに入った時からRayは仕掛ける気でいた。
だがS輔君は冷静だ。
勢いよくクランクへ。
クランク出口で既にS輔君が前に返り咲く。
バックストレートの立ち上がりもS輔君に付いていける。
バックストレートでKほちゃんはRayのインを獲る気だ。
J君はマシンを左に振る。
3ワイドでダンロップ下に入り
力で前に出たS輔君と、コンパクトにインを回ったKほちゃんがガチンコ勝負。
だが次のダンロップコーナーは左コーナー。
だがそれが良かったのか、ダンロップコーナーをクリアする時、S輔君のインを獲れた。
そのままの勢いで最終コーナーを曲がりRayがトップを獲った。
オープニングラップでホームストレートに戻って来た時は、勢いのあるKほちゃんがS輔君の前に出た。
Rayの真後ろに付くKほちゃん。
死守して、そのまま2コーナーへ。
4コーナーでS輔君がインに飛び込みKほちゃんの前に出ようとしたが、クランクはやっぱりK30の方が圧倒的に速い!
結局、S輔君はKほちゃんの前に出られず。
このままRayは逃げ切りたい。
第2集団の中に居たA●I君が4コーナーでスピン。
クランクが速いK30のKほちゃん。
ダンロップコーナーでS輔君がKほちゃんに仕掛けるのだが
立ち上がりはKほちゃんの方が良いのか、最終コーナーで並ばれ、ホームストレートではKほちゃんが前を行く。
ダンロップコーナーでKほちゃんがアウトに膨れ、インに飛び込んだS輔君が前に出た。
失速したKほちゃんをSHY君も捉えるが
最終コーナーからの延びが良いKほちゃん。
そのままの勢いで2コーナー先でS輔君のインを獲り
Kほちゃんが前に出た。
だがS輔君もそのまま終わらない。
クランクはやっぱりKほちゃんの方が速く、Kほちゃんの前に出ることが出来ない。
ラスト1周。
KほちゃんとS輔君がバトルしてくれてお陰で、逃げ切りトップでチェッカーを受けた。
だが、KほちゃんやS輔君の方がタイムは速い。
ラーのオフィシャルをしているA見君が、栗を持って来てくれた。
今日の相棒は8番エンジン。
ドラミ後のTTの走る順番を決めるくじ。
ラーでは、コース後方の山が雲に隠れていると雨、そこから雲がなくなると晴れてくるらしい。
TT前、珍しく緊張気味。
6番手はK生君。
雲が切れ始め、路面がもの凄い勢いで乾き始めている。
SHY君は9番スタート。
インラップを走りいよいよ日の丸が振られTTスタート。
路面が乾いてきたから、レインタイヤが食い付き過ぎなければ良いのだが…
1コーナーも縁石ギリギリのラインを走り
勢いを付けて2コーナーへ。
3コーナーから4コーナーにかけて、ハンドルをここでこじらなければ、いいタイムが出るはず。
力むなよ…
よし! 巧く行った!
クランクも無駄なく行けた。
バックストレートも立ち上がり巧く行った。
チェッカー。
刻々と変わっていった路面状況の中、乾ききる前、一番最初に走ったS輔君がトップを獲った。
KITE君の気合いの入ったステッカーを貰って、フロントゼッケンパネルに貼り付ける。
この日はキッズを卒業したM長君がお手伝いに来ていた。
KITEパパにダメ出しされるRay。
久々に見た(笑)M長号(笑)
今日のSHY君はスクールのサポーターなので、車載カメラを搭載して、スクール受講生の後ろに付いて走る。
M長君も久々にキッズで走る。
ブレーキングの練習。
一方こちらはKITE君。
KITE君のバイクのタンクには…(笑)
ハンドル下には「車速&リズム」と貼り付けてあった。
稲垣先生が、カメラ片手に走行。
この頃のKayはやたらペットボトルを持ち歩くのがマイブームだった。
允人先生は、先導しながらレッスン。
この日はシナGさんも来ていた。
そしてレンタルカートに乗ってVサインを出して走っていた(笑)
稲垣君、Rayのムービーも撮ってくれた。
今日はRayは先輩ドライバーとして、初心者ドライバーの後ろに付いて気になったことをアドバイス。
無事スクールも終わりました〜♪
気が付けばサイドカウルがボロボロ(笑)
走行待ち時間中も、K生君とSHY君、Rayは允人先生にアドバイスを受けていた。
こちらはKITE君とKITEパパ。
本日のメインイベント〜♪
そのバトルを後ろから允人先生と稲垣先生が追走しながら見ていた(笑)
抜いたり抜かされたりを繰り返すK生君とRay。
「あちゅい中、待ってるオレの身にもなってくれよ〜、兄ちゃん」
1コーナー先でK生君が仕掛ける。
ヤバイ、でも抜かれたくないと思ったRayは…
インの更にインを走り、結局、この後横転しそうになる。