REON KIDS KART GP 2007 Final Rd. その3
そんな悪天候の中で、Final Rd. 最後のレース、決勝が始まる。
R-40での仇(笑)を打ち、ポールポジションはM2君、2番グリッドがR★N君。
既に、一番奥のバンクになっている2コーナーは霞み始めていた…(苦笑)
T大君は、スタート前の精神統一中。
8番、9番グリッドに並んだFGA君とRay。
コース内は、あちこちにどんどん水たまりができ始めている状況…。
スタート前の最後のアドバイスをしているkorosuke。
いよいよスタート!
(GIFアニメなので、動かない時はリロードを)
だが、雨のせいで競技長の指がハッキリ見えなかったのか、スタートを失敗!
痛恨のミスをして、後ろのグリッドであるFGA君にアッサリを抜かれてしまった…_| ̄|○
しかも、FGA君の方を見て確認しているし…(苦笑)
何、やってんだか…(丶´,_ゝ`)
だが、1コーナー界隈で、スピンとか接触があったようで、それを巧くかわしてスルスルとFGA君は上位に上がっていく。
それに付いていこうとRayも必死。
そして、ここからRayの怒濤の「カート魂」が炸裂する(笑)
先ずは確実に…と自分の前を走っているカートを、最終コーナー手前でインを取り
そこは譲らず、アクセル全開で刺して抜く!
その頃の上位争いでは…
R★N君が、スピンをして、M2君との差が開いてしまい、必死に追い上げている状態だった…。
雨が酷く傘をさしていないとカメラも構えられない状態。
(GIFアニメなので、動かない時はリロードを)
あちこちでスピンや接触などがあり、波乱のレース展開となっていたのだが、Rayは追いかけることが精一杯。
気が付けば、Rayの前はFGA君が走っていた。
(GIFアニメなので、動かない時はリロードを)
ここからFGA君との長く熾烈なバトルが続く。
思えば、FGA君とのバトルは、前日の雨練習から既に始まっていたんだな…(笑)
ダンナはスタートラインの付近で見ていて、私はFGA君パパママと並んで、7〜8番目グリッドの辺り(最終コーナーから立ち上がってスピードが乗り始める辺り)でレースを見ていた。
一番右側に居たFGAママが「Ray君、抜かないでー!」と叫び、私の直ぐ右隣りに居たFGAパパ、ドスコイパンダさんが「Ray君、早く抜いてってくれ〜・゚・(ノД`)・゚・」と悲痛の叫びが(笑)
一番左に私が傘をさしながら何とかカメラを構えて…と云った状況。
「抜かないで〜っ!」
「抜いてってくれ〜!」
が繰り返されていて面白かったよ(爆)
だけど、ドスコイパンダさんが「あれだけFGAの真後ろを走っているから、Ray君、きっと前が殆ど見えていないと思うよ」と呟いていた。
確かに、インフィールドで追い上げ、テールトゥノーズになると、FGA君のリヤタイヤが巻き上げている水しぶきをモロに受けているような状態だ。
だが、それでもRayは諦めない。
最終コーナーでインを取れるか!
ぐわーっ! ホームストレートで並びかけたーーーっ!
だが、1コーナー手前で、セオリー通りのライン取りをし(苦笑)アウト側に膨れて1コーナーを処理してしまったため、FGA君の前に出ることが出来ないRay…_| ̄|○
しかし、この後、3コーナーの辺りで、RayがFGA君とぶつかりそうになったのだが、良く見ていたRay!
ギリギリの所で、FGA君をクイックリーにハンドルを捌いて交わしたため、接触は免れた。
だが、それにより、FGA君との差が少し広がってしまう…。
(GIFアニメなので、動かない時はリロードを)
その後も、残りの周回数、延々FGA君とバトルを繰り広げ、目の前を通る度「抜かないでぇぇぇ」「抜いてってくれぇぇぇぇ」と云う雄叫びが…(笑)
結局、FGA君は頑張ってRayを抑え続け、5位でフィニッシュ。
Rayは6位でチェッカーを受けた…。
チェッカーを受けた後、ダンナがこっちにやってきたのだが、既にムッとした表情。
「なんだよ、昨日の練習の時はFGA君を最終コーナーで抜くことが出来ていたのに、今日は全然出来なかった。
アグレッシブさが全く感じられない。
やる気がないのか、アイツは!」
と結構ご立腹状態。
でも、私的には、この悪天候の中、良く頑張ったと思ったんだが…。
FGA君とのぶつかりそうになったのも、巧くかわして接触は免れたし、この路面状況、強雨を考えれば接触、スピンを1度起こしてしまえば、追いつくことは無理だ。
(下手をすれば、その段階でリタイヤ…)
いいバトルをしたと思っていただけに、正直ダンナのこの言葉はかなりキツイんでは…と思っていた。
ピットロードで、ブレーキが利かなくてFGA君にぶつかっちゃった…(苦笑)
と後からRayに聞いたのだが…(FGA君ごめんね…)
その後、一瞬の車輌保管時にダンナがRayに詰め寄った。
「何だ、あのレースは。
インをささないと抜けないことは、何度もやってきたことじゃないか!」
だが、ここで、何でアグレッシブさが足りなかった…とダンナが感じたのか…と云うことの辻褄が合う。
「だって、前が水しぶきで霧みたいになってて全然見えないんだもん…」
コレ、ドスコイパンダさんが結構口にしていた言葉だった…。
それを聞いていたので、私はRayはそれでも頑張った…と思っていたのだ。
ダンナがそのことを聞いて、初めて「インを刺さなかった」のではなく「前が殆ど見えない状態だったからインが刺せなかった」ことに気が付いた。
Rayなりに頑張ったのに、ダンナに怒られたので(それは誤解だったんだけどね…)その後で、急に泣き出した…(爆)
正直、練習不足もあったし、ノーマル40には来年度でもいい…とさえ思っていた。
だが、レインレースだった…と云うこともあり、ギリギリだったが、6位入賞を果たした。
これがドライの状況でのレースだったら、多分、もっと成績は酷かったと思う。
それを考えると、レインレースはRayに味方したんだな…などと思った。
天候が益々酷くなったため、表彰式と閉会式は中止。
表彰式は、12月23日に行われるX\’mas GPで行われることになり、リザルトと参加賞だけ受け取る…と云うことになった。
スタートの失敗がなければ、もしかしたらもう少し上に行ったかもしれないが、この悪天候の中で、接触もなく、いいバトルを繰り広げて6位に入ったことは、良く頑張ったと思う。
こうしてRayのレオンサーキットでのレースは終わった。
因みに、ビギナーは、振り返られた12月2日がNISMO Fes.で富士スピードウェイに行くため、キャンセルすることに。
A人君は、今シーズンの最後のレオンレースだったので、キンダー、ビギナー、デビューのトリプルエントリーをしていたのだが、全て雨のせいで流れてしまい、ちょっとだけキンダーの予選として数周走っただけで終わった…
(丶´,_ゝ`)
そんな来ただけで終わった子供たちは結構居る…(苦笑)
ホント、お疲れ様でした〜。