R先輩とクラッシュギャルズ
はー、一昨日から風邪でダウンしている(現在進行形)熱が酷くて、一昨日の朝、起きた途端に吐き気と酷い下痢(失礼)に襲われた。
その日、午後から仕事の打ち合わせが入っていて、ギリギリまでウトウトしながら出かけ、案の定、帰ってくる時は寒気が酷くて、電車内で何人かの人に『大丈夫ですか?』と声をかけられたほどだ。相当顔色が悪かったらしい。
何とか地元の駅に辿り着いて、そこからタクって病院に直行し、診て貰った。
前回の2月末のダウンの時はウィルス性の胃腸炎、今回は風邪から来た胃腸炎。
どうでもいいが、なんでこうも身体が弱っているのか不思議だ。
多分、少なからず、前厄が絡んでいるに違いない。
その上、今年は初詣も具合が悪くて行かなかったので、お払いもしてないし、そうなんだろうなぁ。
今は熱は下がったが、置きみやげとして頭痛が酷い。
若さ故にムチャをしてきたのが、こういう形で出てきているのかしら…と思う昨今。
熱と云うか、何なのか、自分が熱を出すと最近、必ず同じ夢を見る。
『Love Letter』の夢だ。
これは岩井俊二監督の初の長編映画なのだが、どうして熱を出した時にこの夢を見るのかは分からない(爆)作品の中で主人公が41度の熱を出して倒れるシーンがあるからなのかもしれないが、病気の時って、例えば気持ち悪い時に限って料理の夢を見たりするのとちょっと感覚が同じなのかな? って思う。
不思議と同じ夢なんだよね。シーンは違うんだけど、全部『Love Letter』の1シーンだ。
病気になると、一番辛いのが食事だ。
女の人が病気になると、一番辛いなぁって最近つくづく実感している。
結局食事の世話を自分でしなければならないからだ。
どんなに具合が悪くても、自分で自分の食べるモノを作らなければならない辛さは女の人にしか分からないだろう。
前は実家が近所だったから、どうしようもない時は母に来て貰って、おじやを作って貰っていたが今ではちょっと離れているし、それも出来ないから、結局、具合が悪いのに自分のご飯を作るハメに至っている。
『ご飯作っている場合じゃないんだけどなぁ』って思いながら作っている。
そういう時に限って、電話が多かったり、訪問者が多かったりして、ゆっくり寝れないのだ。
仕事もしなければならないし、時間が惜しいと思うけど、内蔵関係の病は治るまで辛いので唯、唯、じっと治ってくれるのを待つしかない。
元々私は平熱も5度ぐらいしかないので、7度を超えても世界がぐらぐらしている。
だから当然、他人よりも低い熱でダウンしてしまうのだ。
その点は凄く人より損をしていると思う。好きで平熱が低い訳ではないのに、私が出す7度の熱は通常の人が感じる9度ぐらいの熱なのに、当然そんなこと理解する訳もないからずーっと前に熱が出て会社に行けなかった時も、そこの社長がまた病気知らずで、熱なんか出した事がなかったものだから、いつも『たかだか熱を出したくらいで仕事を休んで』と云われていた。当然、熱を出したことがないので、熱の辛さを分かっていない。
だから私は、その時の悔しさから、熱でどうしても会社を休まなければならない場合は数字としては7度ちょっとでも、実際は9度ちょっとの感覚な訳だし『9度の熱が合って動けないので休みます』と云っている(爆)
でも実際そうなんだからしょうがない。
その後、例の社長も初めて? だか熱をだして数日寝込み、初めて熱の辛さを知った。
それからは文句は云ってこなくなったけど(爆)
一昨日の『トゥナイト2』で、クラッシュギャルズが再結成したことをレポートしていた。
私は大の女子プロファンだった。
子供の頃、ミミ萩原の大ファンで、今の時代で云うキューティー鈴木のような感じだろうか。
凄く華奢で、プロレスラーらしからぬ美形の選手だった。
彼女の得意技はエビ固めみたいなヤツで、決して大きくない身体で大きい悪役レスラーを叩きのめすシーンは、観ていて爽快だった。
後にジャガー横田、大森ゆかり、ジャンボ堀、そしてデビル雅美…と数々の選手を観てきたモノだ。
今の人気者? な神取忍や北斗晶などはまだ入門して間もない付き人だったほどだ。
堀田なんかはチコさん(クラッシュファンは長与千種のことをこう呼ぶ)の付き人だったのに…と思い出すだけでもキリがないぐらいだ。
後にクラッシュが誕生して、引退するまで大体は観ていた。
その頃は女子プロの黄金時代ともいうべき時代だったと思う。
チケットは当然の如く、すぐに売り切れて、なかなかリングサイドで試合は観れない時代だった。
そのクラッシュが引退して、『あぁチコさんの試合はもう観れないんだなぁ』とTVごしで悲しんだものだ。
クラッシュと云うと、私にはもうひとつの想い出がある。
高校時代の先輩R先輩だ。女子校だった私は、もうこの先輩が自分の目標そのもののような人だった。
気持ちも考えも筋が通ってなければイヤだ、ととても硬派な先輩で、後輩は勿論、同輩からもとても好かれていた先輩だった。
その先輩もクラッシュのチコさんのファンで、一度だけ先輩と一緒にクラッシュの試合を見に行ったことがあった。
とてもシャイで純粋な先輩を私は今でも尊敬している。
もう随分と会っていない。これがまた頑固で(爆)なかなか会ってくれないんだよねー。
クラッシュの引退と共に、私もちょっとずつ女子プロから遠ざかっていった。
そして、たまに夜中にTV放映されている試合をみて、ちょっとは流れを把握している程度だ。
引退したのに、また復帰する、と知った時は結構複雑で、しかもライオネス飛鳥がヒール(悪役)として復帰したことに、凄くショックだった。
あれだけヒールを毛嫌いしていた飛鳥がなんで? って感じだった。
そして、運命の対決。結果は引き分けで終わったが、最近の試合で、チコさんが尾崎魔弓と北斗晶(だったかな? もううろ覚え)で負けそうになった時、飛鳥が突然乱入。
助っ人して、その上試合後にこう云ったのだ。
『オマエらのお望み通り、組んでやるよ』と。その言葉を聞いたチコさんの第一声がコレだ。
『ホントね』もう大爆笑だった。
体力的にもかなりしんどい年齢だと思う。
でもきっと、私が好きだった時代のクラッシュでは観れなかったことが今のクラッシュからは観れるんじゃないかなぁ、とちょっと期待していたりするのだ。
そして、R先輩を思い出す…。
先輩、元気ですか? (^-^)