BRIDGESTONE SERIES 2011 EASTERN REGION Rd.3 その4
ファイナル前。
最初に行われるのがSuper KIDSレース。
決勝前からぽつぽつと雨が降り始め、レイン宣言が早々に出た。
雨量的には微妙な量。
でもしっとり路面は濡れつつあるが…うーん、難しいコンディションになりそうだ。
Super KIDSは、何とTT、プレファイナルとここまでパーフェクトに来ているチームメイトのK飛君が、ブッチギリ独走で優勝!
BSレースでの優勝は初めてなので、もの凄い喜んでいた(笑)
おめでとう! K飛君!
約束通り、貰った工具箱に貼り付けるカッコイイK飛君の名前のステッカーを作ってブレゼントするから待っていてね!
これで、Super KIDSのポイント争いが熾烈になって断然面白くなってきた!(笑)
さて、実はレイン宣言が出てファイナル前にタイヤの交換を行った時にアクシデント発生に気が付いた。
プレファイナルからファイナルまでの間は約2時間程度あったのだが、レインのセットを先に出し恐らくタイヤ交換は最後の方にやっていたのだろう。
リヤハブのボルトが根元からボッキリ折れていた。
勿論、折れた方はどこにあるのか分からない。
今朝、配給されてスリックタイヤに履き替えの交換を行っているので、レースが始まってからボルトが折れていたことは分かったが、何時からこの状態で走っていたのか判断は付けられず。
ハブの予備なんぞないのでどうしたものか。
ショートハブに交換するか?
でもこの路面コンディションだったらロングの方がいいと思う。
さて困った。
結局、あれこれ色々な人脈を駆使して(笑)片方だけ一先ずレース前に新品のハブを入手。
唯、メーカーが違うので、微妙に長さが違う。
でも仕方がない。
何とかそれで代用して、左右のトレッドを調整した。
何だか今年は毎回BSレースの度に、想像も出来ないようなアクシデントに陥るなぁ。
チーム代表にも「チビRayのトラブルは普通起きないような珍しいものばかりだ」と苦笑いされた(笑)
ファイナル。
雨はしとしと。
だがそんなに雨量は多くないが、レイン宣言が出たのでそのままレース開始に。
路面は部分的には濡れているが全体的にはハーフウェット状態だ。
難しいコンディションだなぁ…。
プレファイナルのスタートでRayがグダグダだったため、スタート前、T大君とRayのフロントロー2人はフラップのF田さんに呼び出され、改めてスタート方法の説明を受ける。
でもまぁT大君がローリングリーダーなので、問題ないだろう(笑)
隊列を整えて…
見事一発でスタートが決まる。
流石T大君。
で、T誉君が好スタートを切っている。
1コーナーの先でRayの前を取られたが…
2コーナーに向けて上りなので、Rayがちょっと有利だったか?
何とか2番手を死守。
ここからT大君への猛追撃が始まる。
そして3番手以降も激しいバトル。
何が凄いって、後方からスタートしたT哉君が気が付いたら中盤まで上がってきている。
裏ストレートもピッタリとT大君について行き、BSコーナー手前でスリップに付いた。
だがコーナー手前でT大君が減速。
そのタイミングが計れず、スリップに付いて真後ろを走っていたRayは、どうにも回避出来ずにT大君に追突してしまう。
「あ、ダメだろ」
と思った。
そのまま抜いちゃったりしたら…と思ったら
そう簡単にT大君を抜けないと云うオチ(爆)
仕切り直してたこつぼでガチンコバトル。
だけどT大君の方が断然巧い。
結局、オープニングラップで戻って来た時は2番手キープのままだった。
だが、最終コーナー立ち上がりから仕掛けようとしていたようで1コーナー手前でインに入った。
トップ奪還。
裏ストレートで完全に真後ろを取られた。
拙い、いつもの練習の時のようにBSコーナー手前でスリップに付かれて抜かれる…と思ったが
何故かBSコーナー手前で、T大君失速? 減速?
その隙を狙って後ろに付いていた、T哉君とT誉君がT大君を捉えてしまった。
RayはBSコーナーが膨らまないように慎重にクリア。
だが、グングン上がってきたT哉君が真後ろまで迫ってきていた。
T誉君とバトルしつつ
4周目で、1コーナー手前、T哉君、T大君、T誉君の「T3」コンビ(笑)が3ワイドでコーナーへ。
それを征したのはT哉君だった。
そしてここからT哉君の猛反撃が始まる。
アッサリとたこつぼで抜かれる。
だがRayも引かない。
最終コーナー立ち上がりでインに入りサイドバイサイドで1コーナーへ。
前を獲ったが、今のT哉君は凄く伸びもあるし速い。
サイドバイサイド状態で、2コーナーをクリア。
そのままダンロップコーナーへ走っていく。
だが次の瞬間、軽く接触してT哉君が痛恨のスピンをした。
真後ろにはT大君。
接触による失速でT大君に並ばれ
ダンロップコーナーでT大君が前に出た。
裏ストレートでT大君の真後ろを必死に追う。
スリップに入りBSコーナー手前で仕掛け
T大君の前を奪い返した。
だが、全然安心出来ない。
だってRayの真後ろを走るT大君は凄い。
怖い(笑)
油断出来ない(勿論する気はないのだが)
一瞬の隙を必ず確実に突いてくる。
あ〜、胃が痛くなるようなレース展開だわ…(苦笑)
画像が多いのでその5へ続く。
4回目でスタート出来た!
だが、フロントローのT誉君の方がリードしている感じ…
1コーナー先でどうなるか決まるか?
やっぱり!
しかもRayはアウト側に居るし…
T誉君にインを刺される羽目に…
それだけならばまだ良いが、2コーナーでT誉君の後ろで虎視眈々と狙っていたY人君にもインを刺される始末(苦笑)
踏ん張ったけどY人君を追い抜くことが出来ず…
更にダンロップコーナーでグダグダになり…
ダンロップコーナー立ち上がりで後続車にわらわらと追いつかれる始末…
3周目。
トップ争いはこの2台で激しくバトルしていた。
RayはY人君から離れないようにしつつ様子を窺っていた。
やるか?
その後の処理を巧くしないと元の木阿弥。
2コーナーでT誉君が仕掛けるも抜けず…
4周目で前の2台に追いついた。
だが中々抜けない。
5周目、2コーナー手前でT誉君に仕掛けた。
だがそんなに簡単ではない。
裏ストレトーでガチ勝負!
何とかT誉君をクリアした。
そうこうしていたら今度はBSコーナー手前でY人君がT誉君に仕掛ける。
T誉君も踏ん張る。
たこつぼで何とかY人君の前をキープした。
7周目。
ファイナルラップ。
踏ん張ってBSコーナーまで来た時には、真後ろまで追いついていたが
一歩及ばず。
決勝のポールポジションを、T大君に譲ってしまった…(苦笑)
何か客観的に見るとRayもデカくなってきたなぁ…w
人生2度目のローリングリーダーでのスタートだ…。
果たしてスタートはちゃんと決まるのか…
BSコーナー手前でスローダウンして…
そのままホームストレートに。
あー、早いよ…
イエローラインまでは追い越し禁止なんだからもっとゆっくり…
案の定、もう1回…
もう1周だよ〜
2回目。
行けるかな…
やっぱり早い…
3回目の隊列…
BSコーナーまではゆっくりでいい具合なんだけど…
ホームストレートに入ると、焦ってアクセル全開にするRay…。
やっぱり失敗…_| ̄|○
そして、4回目…ちゃんと決まるか…
SHU君に渡った元Rayのレーシングスーツがお目見え。
T大君と何を話して盛り上がっていたのだろうか。
うーん、どうなんだろ、可もなく不可もない走り。
トップはT大君。RayはT大君と絡んで走っていたのに、4番手のタイムだった。
インラップとアウトラップはタイム計測出来ないので、もっと離れて走り始めれば良いものを…(苦笑)
あ〜、グダグダとバトル状態。
何とかリズムを掴んでT大君の後ろについて行けていた。
パッと掲示板を見たら、最後の最後でトップに躍り出た(爆)
今回も遠路遙々大阪からやってきたR平君。
その頃、家のチームのK生君のテント内では、大の大人が4人がかりで突貫工事中だった。
レース当日も絶対雨だろうと踏んでいたので、雨練出来るのは結構だが、相変わらずガスって1コーナー界隈なんか見えやしない。
と云うことで、キッズに戻ることにした。
取り敢えず、チームメイトで同い年のK飛君のアミゴンに乗せて貰ってキッズで問題なく走れるか確認(笑)
この日はT大君が絶好調。
相も変わらずRayをアッサリ美しく抜いて行く。
その後RayはT大君を抜くのに苦労する…と云うオチ…。
この日は中井っ子だったR★N君が走りに来た。
そしていつも必ずBSコーナー手前でT大君にスリップをつかれアッサリと抜かれるRayなのであった…。