2009 キッズカートシリーズ Rd.2 その3

2009年 6月4日

予選と決勝の間にレンタル耐久レースの決勝が入るので、60分間のインターバルがあった。

この間、どんどんと雲行きが怪しくなり、レンタル耐久レース中には雨が降り始め、終わる頃には普通に土砂降り…(丶´,_ゝ`)

やっぱり雨レースかよ…_| ̄|○

お陰様でnismoのサーキットパラソルは大活躍し、油染みがあちこちに…
(丶´,_ゝ`)

完全レイン。
T大パパがレインタイヤを貸してくれたお陰で、何とかまともに走れそう…(とこの時までは思っていたのに…)

ラーのスタートは日章旗が振り下ろされてからのスタート。
Rayは正直、このスタート方法でのタイミングの計り方が下手クソで、いつも出だしちょっと遅れ気味になりがち。
こればっかりはスタート練習をするとか、兎に角スタートの経験値を積む以外は克服出来ないので致し方がない…。

ラーでも今度スタート練習をさせて貰えないか(中井でのCライのような模擬レース形式で)A川さんに交渉してみよう…。


日章旗が振り下ろされる前、私の斜め右前に位置していたSHY君のエンジンがいきなりストールし止まる。
SHY君は即座に両手を挙げて左右に振ったのだが、オフィシャルは全くそれに気が付かず、そのままスタートしてしまった。


スタート後にエンジンストールだったらまだしも、スタート前にストールしているのだから、これは明らかにオフィシャル側の落ち度。

後から聞いた話では、大人では気が付くがキッズでは小さくて気が付かなかった…とのことだった。

確かに大人よりは小さいよ…。

でも、キッズだって真剣にレースをしているのだから、スタート前に止まったエンジンをかけて貰えないままレースは続行って、流石にSHY君が可哀想だった。

しかも、グリッドの最後尾にオフィシャルがおらず、スタート出来ていないSHY君に気が付くオフィシャルが一人も居ない。
(次のローカルレースでは、是非ともグリッド最後尾にも確認出来るオフィシャルを立てるべきだ)

周囲のパパたちが声を荒げてオフィシャルに伝えるが、中々気が付かず、やっとオフィシャルが来た時には、既に先頭は2コーナーへと消えていた。

挙げ句、駆け寄ってきたオフィシャルが開口一番
「キッズのエンジンってどこでかけるんですか?」
と一言。

えーっ

少なくともレースでオフィシャルをするんだから、それぐらいは把握しておいてよー。

親はコース内に入れない。

駆け寄ったオフィシャルはエンジンのかけ方が分からない。

たまたま傍にA沢さんが居たので、A沢さんがコースに飛び入り、急いでSHY君のエンジンをかけ直して送り出してくれた。

A沢さんが居てくれたからまだ良かったが、もしA沢さんが居なかったら、SHY君はそのままスタート出来ずに居たに違いない。

結局、SHY君がスタート出来たのは、先頭が7コーナーに入りバックストレートに差し掛かろうとしていた時だった。

これは余りにも酷い…。

仮にSHY君が最後尾グリッドからのスタートだったら悔しいけど諦めも付くだろう。

だが、4番グリッドに位置していたので、レースで巻き返して表彰台に上がれる可能性はもの凄い高かったはずだ。

それにこの日のSHY君の走りは良く、巻き返せる位置に居た分、このスタートは余りにも辛いレースの始まり方だ。

SHY君のパパとママは茫然としていた。

直ぐにSHY君が諦めていないことが走りで分かり、12周の中で少しでも1台でもクリア出来るよう応援し続けていた。

さて、

Rayのスタートの話に戻ると、このSHY君のエンジンストールの関係でか、Rayの前のグリッドに居たTKM君のスタートが遅れた。

この時、Rayは即座に判断して右に進路変更して走り始めていれば良かったのに…

後から聞いた話では、SHY君が止まっていたのでパニクってしまい、進路変更所ではなかった…とのこと。

そのまま走り出したのはいいが、前に居るTKM君がスロースタート、後ろからA●I君がロケットスタートし、Rayを軽々とパス。
右側へ進路変更。

その後ろからKほちゃんが、最初、Rayの右側を走り抜けようとしたが、それでは無理だ、と即座に判断し進路を左へ変更した。

これで、Rayは左、右、前と三方塞がれてしまう。

このスタートでこの日のレースは負けた…(丶´,_ゝ`)

1周してホームストレートに戻ってきた時には6位に落ちていた。

そのまま5位は最低でもキープして、何とか入賞だけはしよう…とレース前にRayに話していたと云うのに…。

この12周の何と長いこと…(苦笑)
前を走るTKM君に中々追いつけないでいた。

TKM君のことばかり気にしていたら、後方から凄い勢いでKほちゃんが近づいてきた。

流石、ラーで一人で走り続けてきただけはある。
この中で誰よりも走り込んでいるKほちゃんは強かった。

どんどんRayとの差が縮んでいく…。

そして、とうとうKほちゃんに捉えられ、Rayは7位に転落。

だが、Rayも諦めず食い下がる。

Kほちゃんを捉えようと真後ろにピッタリ付いて走っていたら、それがプレッシャーになったのか?(笑)ダンロップコーナーで、Kほちゃんが痛恨の単独スピン!

そこを姑息(爆)にクリアして、6位に戻ったRayであった…。

その後は兎に角前を走るTKM君を捉えようと必死に追っていたのだが…雨を吸い込んでしまったようで、後半、エンジンの調子が一気に落ち、スピードに乗らない…。

少しずつ失速していった…。

結局、TKM君との差はどんどん開いていき、暫く一人でクリアラップで走っていた(苦笑)

さて、その頃のSHY君は、スタートで半周のハンデを背負い込まされたにも拘わらず、もの凄い気合いの入った走りでガンガン進んでいき、

1台、また1台と抜いていく。

この走りはホントに素晴らしかった!

SHY君が頑張っている頃、Rayは再びKほちゃんに捉えられそうになっている(苦笑)

だが、無情にも残り1周となり…

優勝は殆どぶっちぎり状態で走っていたI景君。
ガッツポーズが格好良かったよ!

2位はI景君には及ばなかったものの、T大君が余裕でチェッカー。

ホント、T大君は強くなったし走りが巧くなったよ。

Rayは案の定、スタートグリッドから降格し、6位でフィニッシュ。

入賞も出来ず(苦笑)

今年のレースは1度も表彰台にも上がれず、メダルやトロフィーなどひとつも貰っていないと云う最悪な状況(苦笑)

2009 ラー飯能 キッズカートレースシリーズ Rd.2
TT 2位
予選 5位
決勝 6位


ココまで来るとホント、普通に初心者だよ。

レオンで走り続けた経験値はゼロまで戻されてしまったようだ…。

初心に返り、イチからレース経験を積んでいかないとダメだなぁ…。


さて、レインレースで分かったこと。
レインボックスにしても失速、レインカバーにしても水を吸って失速…。

結局、何がいいのか全く分からない、と云うことだけが分かった(苦笑)

次のAPGはBSシリーズ。

多分きっとまたレインレースになるでしょうな…(苦笑)

Rayは今まで、APGでのレースは全てレインレースだったので少しは経験があるが、でもレオンでのレースだし、何よりハイスピードコースでのレースだったため、今回のテクニカルコースで、アミゴンでのレースは、正直、期待は薄い。

まぁここまで来たらレース経験を積むため頑張ろう、でいいのかも。

来年ステップアップする訳でもないし(爆)キッズでいるんであれば、そんなに急がなくてもいいし…と後ろ向きな姿勢(爆)

17:36 カテゴリー:kart's Diary | コメント(4) »

2009 キッズカートシリーズ Rd.2 その2

2009年 6月4日

予選。

フロントローは同じ苗字繋がりで「5884〜ズ」で並んだ。
I景パパと「こんなことは滅多にない」と話した。

ドライバー紹介で、フロントローなのって何時ぶりだよ…(苦笑)

予選スタート!

スタートは悪くはなかったのだが、I景君の更にインに飛び込んでいたT大君!
スタートが巧かった!!!

1コーナーに差し掛かる頃、トップがT大君と入れ替わろうとしていた…。
その頃Rayは一番アウトを走っている…。

何でそんなにアウトラインなのよ…_| ̄|○

それでもここでは引かず踏ん張るRay。

別アングルで確認すると、1コーナーはI景君と並んだ状態で飛び込んでいた。

だが、2コーナーへ向かう短いストレートでは、勢いに乗ったT大君はジリジリと後続車を離し始め、I景君は云い具合にラインを保持して走っていたため、Rayは更にアウト側のラインを走らざるを得ない状態に…。
それを虎視眈々と狙っていたのが後ろを走っていたTKM君。

3コーナーでTKM君にインに入られ…

クランク後の6コーナーでインに飛び込むことが出来ず、7コーナーを回る時にはTKM君と差が出始めていた…。

その後暫くはI景君とT大君とのバトルがあり、後半、I景君がT大君を抑えてトップに返り咲く。
元々トップタイムでここまで走っていたI景君だ、T大君をクリアした後、ぐいぐいとT大君との差を広げ始めていた。

第2集団はこの4台。

T大君とTKM君が激しくバトルを展開。

その頃、Rayの後ろに追いついてきたSHY君が、Rayの隙を見て前に出ようと果敢に攻めてくる。

4コーナーでインに入られそうになり、クランクで何とか凌いだRay。

だが、その次の周に全く同じラインで走り、4コーナーでSHY君にインに入られ、クランクでガチンコ!
結局、競り負け4番手から更に5番手へ転落…。

ホームストレートでスリップを使って何とか1コーナーでSHY君よりイン側に飛び込もうとするが、それも虚しく…

フロントローからスタートしたはず(苦笑)のRayは、5位でチェッカーを受けた…。

激動(爆)のその3へ続く。

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