漫画の話
毎月13日は別マの発売日で、もう10年以上もこの生活が続いている。
珍しく少女漫画の読書にず〜っと嵌まっていると云うのだろうか。
元来、目がキラキラッていう少女漫画よりも、線が太くてスピード感がある少年漫画の方が好みなので、それを考えれば10年以上も別マを購読しているのは驚異的と云っても過言ではあるまい。
購読し続ける理由は唯ひとつ。単行本を買わないので、気になってしょうがないから雑誌で読み続けているってだけなんだが、前は気に入った作家の作品は単行本になってもちゃんと手元に置いておいたが、引っ越しに伴って相当処分してしまったので、今は頭から終わりまで何度も読みふけるって状況だ。
しかし、久々に思ったのだが、今日観てみて気づいた。
少女漫画って背景が全くない(爆)
面白いぐらいに背景が入ってないのに、それでも漫画の作品として成立してしまっているのは少女漫画特有の処理で誤魔化されてしまうからだ、と気づいた。
今、たまたま友人の漫画家Sバタが短期連載を抱えていて、私はそこでは麻雀牌を変形させるお仕事をちょっとしているのだが、彼女の作品は凄いよ。
背景がハンパでなく入っている。
これはもう、彼女の性分なんだと思う。そしてそれをこなしているアシさんも凄いなぁって私は思ったものだ。
絵は生き物なので、時間の経過と共にどんどん成長していくが、それに伴って背景とか、処理とかそういうことも成長するのだが、彼女の作品は昔から凝った背景が入っているコマが多かった。
オンナだてらに(失礼。でも最大の褒め言葉だよ)男勝りなペンタッチで、多分、彼女のことを知らないで作品だけを見た人は、きっと女の人が描いているとは誰も思わないだろう。
現在はペンネームも本名に換えてしまったので、名前で性別が分かってしまうが、プロとして駆けだした頃は、まだ男の名前だったから(爆)騙された読者がごっそりいただろうと思う。
彼女とは不思議な関係だ(爆)
元々は私は彼女のファンだった。
彼女の描く漫画が大好きで、女の人なのに確りしたタッチで、その上話の内容が頗る面白かったから。
それがひょんなことから近所に住んでいると云うことが分かって、そして現在に至る訳だ(爆)
そして今、彼女はプロとして頑張っている。
でも、昔も今も変わらず傲っていない彼女が、私は凄く好きなのでした(^-^)
傲慢になることは簡単だけど、そうじゃないのを維持する方がとても難しいものだ。
一気に売れっ子になった芸能人とかがそうじゃん。
そういう人間性って疑うよ(爆)
しかし、今月はGWの関係で締め切りが一週間も早いのだ。
大変だ〜。頑張るんだよー。
出番が来たら私も出動だ〜(爆)
因みに現在の連載は『近代麻雀オリジナル』の『アンダーグラウンド』という作品です。
みんな是非、読んでね(^-^)