導入

2012年 4月14日

Rayのbirelは、R明君から受け継いだカートだ。
キッズ時代のアミゴンもR明君から譲り受けている。
R明君とRayは1学年しか違わないのだが、体型はそれ以上の差(笑)
950mmクラスのフレームでは、もうR明君には小さいので、TIAに乗り換えると云うことは以前から聞いていたので、乗り換える時に、現状で乗っていたbirelを譲ってくれ〜と云う話はここでも何度か書いたと思う。

そして、去年、キッズでラストの年を迎えながら、そのbirelで練習をして、2012年度の今年、ステップアップする予定だったのだが、あれよあれよと去年急遽ステップアップすることになってしまったこともここで何度も書いた。

R明君がBSシリーズカデットクラスに参戦したのは2年。
2009年と2010年だ。
そして、2010年は東西両方フル参戦して、東西両方でシリーズチャンピオンと云う伝説のような結果を残した。
東西両方参戦していたため、フレームの痛みは激しく、2010年のシーズンイン前に新品フレームを導入。
それをそのシーズン使って我が家の元にやってきた。

元々2011年度は練習だけの予定だったので、フレームのへたり具合など全く気にすることもない予定だったのだが、それでレースに参戦。
まぁEx21は4stエンジンでキッズに比べればスピードは出るとは云っても、2stのMaxやKTなどに比べればスピードは出ないので、正直フレームへの負荷はそれ程でもなかった。
BSシリーズのカデットの総重量規定は110Kgだったし、体重の軽いRayでもウエイトは15kg弱ぐらいで済んでいたから。

上のクラスに上がれば上がるほど、フレームのへたりやパーツの消耗は激しいとは聞いていた。
だが、正直、Rayの年齢は事実中途半端なのだ。
Jr.に上がるにはまだ年齢が足らず、でもキッズを走るには色々な方面でオーバー気味…と云う。

丁度走れるカテゴリーの選択肢が少ないのが今の日本のカート界のネックなのでは…と思ったりもする。

Jr.に上がると950mmのフレームでレース参戦は出来ないので、今、新品フレームを導入するのはちょっとなぁ…と云うのが親の懐具合の話(苦笑)

Ex21時代ではそんなにきになる部分もなかったが、Maxエンジンにステップアップしてスピードもパワーも数段パワーアップしてみると、フレームのヘタレ具合が如実に表れてきた。

今年のシーズンは栃木のフェスティカサーキットからだったが、その半月前にプレレースとして同サーキットでのレースがあった。
レースとして走った方が、経験値は格段に上がるので、これは出るべきだろう…と少しずつ練習を始める。

だが、今年のSuper CADETSの総重量規定が、去年まで125kgだったのが、5kg引き上げられ130kg規定になり、体重の増えないRayにとってはかなりの痛手。
結果的に現在、Rayの体重以上である、25.5kg程度のウエイトを付けて走っているため、勿論フレームに負荷がかかることは云うまでもない。

その上、たった1シーズンとは云えR明君が走ったフレームで去年1年レースで使用したので、金属疲労が起こり、プレレース前日にフロントフレームがバックリと破れていたのが発覚。
フェスティカのファクトリーで半自動溶接して貰ったのでガッチリ溶接出来て暫くは安心ではあったが、フレーム全体のへたりはどうにも出来ないと云う事実が重くのしかかった。
なので、スタビライザーを入れたり、シートステーを増やしたりして出来るだけ固め固めのセッティングにして挑んだのがプレレース。

でもこの状況で今シーズンを戦うのは無理だろう…と云うことになり、ヌードフレームを導入することを決意した。

だが、その時既に3月頭。

普段ならbirel Japanにヌードフレームの在庫はあるのに、タイミングが悪く丁度ステップアップする子供たちが多かったのか? 在庫がないってΣ(゚口゚;

結局、イタリアからの輸入待ちと云うことになり、3月中旬に行われる開幕戦には間に合わないと云うことが判明した(苦笑)

予定では、3月末から4月上旬入荷予定と云うことだったので、第2戦の茂原戦には間に合うだろう…と思っていたのに、4月に入り更に「4月下旬頃になりそう」と云う連絡が(苦笑)

あ〜、茂原もこのフレームで走るしかないか…と思った矢先、その連絡を貰った数日後に「フレームがいきなり届いた!」とチームから。
即刻転送する…と云うことで、ダンナは平日有休を使い、組み上げることにした。

フレームが我が家に届いたのが4月13日の出来事(爆)

マンションの外壁工事が始まった関係もあり、廊下に置いておくことが不可能。
自力で何とか室内まで入れた。
室内にあるとデカさ倍増(爆)

翌14日有休を取ったダンナ。
と云うのも、翌日15日は茂原でカート走行が可能な日なので、みんなで予定を合わせて合同練習することになっていた。
レース前日にいきなり新品フレームで走るのはちょっと不安があったので、1日で何とか組み上げよう…と。
だが、問題が色々と(苦笑)
マンションの外壁工事が始まる関係で庭には足場が組まれている。
そのせいで、庭で組み替え作業が出来ない。
仕方がないからマンション前の私道でするしかないか…と思っていたのだが、この日は生憎朝から雨…。
中井に行って組もうか…とも考えたのだが、帰りの渋滞がなぁ…と云うのと、土曜は昼から夕方までRayが塾なので、塾から帰宅するまでに中井から帰ってくることは無理…と云うことで、結局取った手段がこの方法…(苦笑)

リビングに続いている和室にビニールシートを敷き、そこで組み替え作業することに…(苦笑)

だが問題がまた勃発!

‎9割りがた載せ替えた時に、09モデルと12モデルのフレームの形状が違うことが判明。
フロントバンパーを止めるためのフレーム部分が09ではフレーム一体型だったのに12は別パーツになってしまってフロントバンパーがつかないことが判明。
在庫確認中。
でも明日の走行に間に合わないので又もやキッズ時代に一緒に戦った昇Tパパの仕事場へ行き、サイドバンパーのフレームを交換して前の部分的に折れたやつが残ってたんで、部分的に繋ぎ合わせて溶接して何とかしました。
昇Tパパ、ありがと〜。
いつも溶接助かります〜・゚・(ノД`)・゚・

因みに09はこんな感じ…

紆余曲折あったが、22時半頃組み上がる。
10時ぐらいから作業を始めて、途中溶接しに行ったりしたものの、何とか1日で組み替えられた〜。

新品フレーム導入は内緒にしておこう…と思ったのに、翌日茂原で、朝一、エルグからカートを下ろした時にT大パパに「新品フレームじゃないですかー!」ってソッコーばれた(爆)

バレるの早すぎ〜(爆)

9:43 カテゴリー:kart's Diary


コメント(4)
  1. 2012年5月15日 22:47 いぶき Says:

    ひええ〜、和室にレーシングカート!大・移植手術だった様で….。お疲れ様でした。
    ちらっと思ったのですが、レギュレーションは950mm以上のホイールベースでリアシャフト直径に制約が無い様ですので、大人シャシー+miniMAXエンジンでもいい様な気がしました。新東京のJr.占有走行でも大人シャシー+KT100SECに混じってminiMAXエンジン搭載車も走っていましたし。

  2. 2012年5月16日 9:59 82 Says:

    >いぶきさん
    全然フルフレームでもオッケーなレギュです。
    今年950mmのフレームでもオッケーです(と云うか今までと同じ)
    来年からはMINI Maxだけはフルフレームのみにするそうです。
    ホントはヌードを入れる時、チーム内からフルフレームあるよって云われていて悩んだんですけど、既にシーズンが始まってる状態で、フルフレームを入れると、多分マトモにレースで戦えないんじゃ…と云う懸念が(苦笑)
    そもそも身体が小さいので、いきなりフルフレームにしてもちゃんと走らせられるのか…と云う疑問もあって、今回は950mmにしたんですよね…

  3. 2012年5月16日 19:37 いぶき Says:

    そういうことですね。理解しました。
    30〜32φフルフレームは自重がジュニアフレームよりもあるので装着ウエイト減らせる効果があるかなーと思ったものでして。
    でも走りを優先すればジュニアサイズを踏襲するって考えますよね(^^;失礼しましたです(_ _)

  4. 2012年5月16日 19:42 82 Says:

    >いぶきさん
    いや、ウエイトのことだけを考えるとフルフレームの方が全然フレームには優しいのは分かっているんです。
    唯、先輩方の話を聞いても、950mmフレームからフルフレームに乗り換えた時、キッズから950mm不リームに乗り換えた時のようにすんなり乗りこなせる訳ではない。
    寧ろ乗りこなせなくてスランプに陥り、そこでカートを辞めていく子供も結構多い…と云うことも聞いていたのと、Jr.のレースに出るのにはレギュ上フルフレームじゃなければダメですが、年齢的なこととか体型を考えると950mmフレームでまだ短足キットつけて走っている状態で、フルフレームで走ると云うのは無理だろう…と云う親の判断です(爆)


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