伊能忠敬

2004年 9月13日

随分と日記が滞っていたのは、ライブレポートを優先させていたため。
取り敢えずひとつアップ出来たから日記をあげようかと…。

5日、熱海にあるMOA美術館に伊能忠敬の地図を見に行った。
ここの美術館自体初めて訪れた所だが、結構近代的な作りだった。
でもあまり広くはないが、どちらかと云えば日本寄りの展示しかしないような美術館らしい。
伊能忠敬は、日本で初めて近代地図を測量して作った人なのだが、その正確さには吃驚。
当時の測量方法など説明がしてあったが、吃驚するような測量方法で、今ではあまり考えられないな。
日本地図は実は全部が見つかってない。
その上、地図の大半はアメリカ所有だったりで、なかなか日本で見ることも出来ないとか…
そして今回、巡回展をする直前に、なかった部分の地図が2枚程発見されて、今回初めて展示していたのだが北海道の一部だった。
残り4枚がまだ見つかってない。
だが大半はアメリカで発見されているので多分見つかってないのもアメリカの方で発見されるかもしれないな…。
地図自体はかなり精密だったのだが、細い筆で、今でも確り残っている地名が沢山あって、江戸時代の頃の地図は大変面白かった。
唯、やはり3歳児が居るとゆっくり見ることが出来ないので、それが残念…
ちょろちょろ動き回っているので、ちょっとじっくり見ようと見ている隙にRayがどこかに行ってしまうので、ゆっくり見ることが出来なかった。
元々この展覧会はダンナが見たがっていたので、ダンナはじっくりと色々見ていたようだ。
取り敢えず、開催期間最終日だったが間に合って、見ることが出来て良かったよ。
MOA美術館は山の傾斜を利用して作られているので、入り口が3Fだかにある。1Fにはドーム型の広場があり、そこには、関東付近の地図を複写、拡大して、ビニールシートが乗せてあり、実際に地図の上を歩くことが出来る、と云うコーナーがあった。
そこで車を走らせて遊ぶRay…(笑)

そこから庭に出られるのだが、展望は良く、熱海の海が見えたりして晴れていたらもっと綺麗だったに違いない。
生憎、雨が降ったり止んだりだったのだが、庭に出た時雨が止んでいて良かった。
庭には蓮池があって、そこの周りには色々なハーブや花が咲き誇り綺麗だった。
そして、その蓮池の睡蓮は、何とMonetの自宅の庭にあった睡蓮を株分けして貰ったものらしい。

でも美術館に行ったのは久々だ。
昔はもっと色々と見ていたが、流石に子供が居てはゆっくり見られないし、
美術館て結構静かだから子供の声は響くから、これからも暫くは行けそうにないなぁ…(苦笑)

1:21 カテゴリー:82's



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