INABA KOSHI LIVE 2004 “〜en〜”@日本武道館

2004年 9月9日

2004年9月8日。

前日のTMGに引き続き、武道館で今度は稲葉の初のソロライブ。
今回も前日同様、私のB’zのお師匠様であるクロさんと(^-^)
昔は松本さんが居なくちゃダメダメ…って感じな稲葉だったのに(笑)すっかり大人になっちゃって初めての全国ソロでのツアーまでやっちゃうんだもんね。もうパパにもなっちゃったことだし、確りしてきてんのかしらん…とか思いつつ稲葉のライブは臨んだ。
これはまぁ大袈裟だが、稲葉のソロの一番の楽しみと云えば、当然のことなのだが、稲葉単品で出したアルバムの曲をメインで歌うってことだ。
今までもソロの曲は2?3曲かは生で聞いてはいる。
B’zのライブで歌ったりもしていたはずだったし、所詮B’zのヴォーカルなのだから声が変わることもないのだが、今までは松本が居るのが当然だったので、稲葉一人でどんなライブをやるのか…と云うワクワク感があった。
TMGはTMGで外タレライブそのものって感じで楽しかったが、期待度は稲葉の方が私には大きかったのだ。

その上、今回稲葉の方のツアーグッズでどうしても気になっていたものが。
それが「ビーチサンダル」
これは、会場限定グッズなので、通販でもWEBでも購入不可。
イメージは先に会報と一緒に送られてきているので分かっているのだが、実物を見てみないことには…と云う気持ちがあったので、先ずはグッズを買いに行った。
実物を見てみたが、やはり「オモシロすぎ」(笑)アレ考えた人、サイコーだよ(爆)
ってことでお買いあげ(笑)大体、ビーチサンダルなのに円形で、サンダルは嵌め込まれているのだ。序でにキーホルダーも付いている(笑)
因みに必要なものを取り外した残骸は息子が「ハンドル?」と云って喜んでいる(笑)
他にも『Wonderland』TシャツとツアーTシャツ、パンフを購入。
毎回部屋着として記念と云うのも兼ねてツアーではTシャツを買っているので今回は甲乙付けがたく2枚も買ってしまった。
その代わり、TMGでは今イチなデザインだったので、そっちで買わなかったので差し引きゼロってことで(笑)



それと稲葉の方だけ「ガチャガチャ」があった。
これは、500円(高すぎだよ)で1回出来るガチャガチャで、数種類のガチャガチャ専用のグッズが入っている。
高いから1回だけやったら、エメラルドグリーンのハーフリストバンドだった。
しかしガチャガチャは上下に2個あるものが横にズラ?ッと並んでいるのに凄い人だかり。長蛇の列に並んでやったのだが、100円玉でしか出来ないのでその場で両替をしてくれていた。
そんな状態だったので、ガチャガチャの前には凄い人だかりな上、一人で何十個もガチャガチャをしている子も多く、私がやった時、足下にひとつ落ちていたさ(苦笑)
これも何かの縁だ(笑)と失敬したら茶色のハーフリストバンドだった。
これは、ガチャガチャ好きな息子にお土産として持ち帰ったよ(爆)
みんな数多くやるのはいいけど、落としてちゃ元も子もないよ(苦笑)



今回はB’z関係の友達も来ていたのだが、結局グッズを買ったりで席に着いた時間があまり余裕のなかった状態だったので、みんなとは会えずだった。
いつもツアー先で会っているえっちゃんは同じ西側の方の2F席で、私が居た1F席から丁度見える範囲だったので、お互いケータイメールでやり取りをして確認(笑)
手を振って、結局、終わった後も会えず仕舞いだった(メールでやり取りはしていたのだけどね)
奈良在住のあやも来ていたのだが、反対側の東の上の方だったらしく、私は確認出来なかったのだが、あやが双眼鏡で私を見つけた、とケータイにメールを送ってきた(笑)
こちらも結局時間がなくて会えず仕舞いで終わってしまった。残念だ…

さて、スタートは少し押して19時13分頃。
ステージ前には全体的にシフォン素材の幕が下ろされている状態。
初っぱなは『冷血』だった。

そのシフォン素材の幕に、プロジェクターで稲葉の顔のアップだけが映され出し、青白い炎と合成されて顔が揺らめいていてとってもいい感じだった。
稲葉の顔自体もモノクロで目を瞑っているのだが(絵は何となく目を開けた状態で描いてみたw)青系の水の揺らめきみたいな模様が合成されていて、凄く『冷血』には合っていた。
そのまま『Hear I am!!』に。
『くちびる』では、シフォン素材が左右に分かれて、そこにプロジェクターで、外人の女性と稲葉が抱き合っている(当然の如く裸w)映像が映し出されていた。
いやぁ、ホントのモデルのようで、洋雑誌のブランド広告を思い出させる感じ。
ここまで歌って挨拶があったような気がする…



それから『arizona』
もうこれは1stアルバム『マグマ』からもガンガン歌ってくれているのが堪らない(笑)
今回のツアーでは大きなLEDスクリーンが2枚使われているのだが、左右、上下に変幻自在に動いて、そこには、プロモーション的に作った映像が映し出されたり、リアルタイムで稲葉が歌っているシーンを映し出したりしている。
それから凄く、凄く好きな『Touch』
本当に凄く好きな曲なんだが、この曲を沢山聴いていた頃、凄く辛く精神的にボロボロだった時だったから、どしてもこの曲を聴くと、その頃の辛かった頃のこととかを思い出してしまって、生で聴くと、やっぱり稲葉の声や仕草や歌詞やメロディーは本当に艶があって色っぽくて大好きなんだけど、ちょっと泣けそうになって切なくなった…
時間は経過して少しずつ色褪せて行くはずなんだけど、まだちょっと沁みちゃう感じ(苦笑)
早く純粋に大好きってだけで感動しながら聴いてみたい曲でもある…(苦笑)
『眠れないのは誰のせい』の後『I’m on fire』に入るのだが、歌う前、暗転したステージにわらわらとスタッフが…(笑)何が起こるんだ? と思ったら、稲葉の立つ周りに色々な高さのロウソクが設置されていた。
歌い始めと共に、ひとつずつぽつっぽつっと火が灯って(当然ロウソクの火は電気になっているのだが)とても幻想的で綺麗だった。
TMGのライブみたいな派手さはないのだが、とても演出が凝っていて、またもや感激!
そして歌が終わりに近づくにつれて、またひとつずつぽつぽつと火が消えて、最後に歌い終わった時には全て消えている…という、何とも憎い演出が、一層この曲をきわだてていた。
それから『Soul Staion』に。
またじんわりと滲むような曲を選んで歌っているのも、いい演出だなぁ…と思うほど。
ここでMCに。
稲葉が「Tokyo Baby!!」と会場に向けて叫んだら、間髪入れずに客席から男の子が「イナバBaby!!!」と叫んで、会場は大盛り上がり(笑)
暫く稲葉が「Tokyo Baby!!」と叫んで会場のみんなにも復唱させて、会場とのやり取りを楽しんだ後、独り言のように、みんなには聞こえないのだが、観客の方を指差して「Tokyo Baby?」と口を動かした後、今度は自分を指差しながら稲葉が「イナバBaby?」と(笑)ジェスチャーを。
それを何度か繰り返していた(笑)とても気に入ったらしい…(笑)
MCは
「トイレ行ってもいいですよー、その間待ってますからー」って(爆)
「行きたい人ー」と稲葉が云ったら観客からちらほら手が挙がった。
それを見て稲葉「ウソです。行かないで」って相変わらずのおネェ言葉がカワイイ(≧∀≦) あの容姿でおネェ言葉を炸裂させるから、そのギャップが、また稲葉の魅力のひとつだったりする訳よ…(笑)
「何を話しましょうか…あちこち廻っているとあまり話すこともなくて…」と云ったら、会場から「頑張ってーっ!」とコールが。
「あの…そのかけ声だと、実力がないみたいじゃないですか(笑)…ここはシャベリなんでシャベリを………(←続かないw)」
そんなやり取りがあったり、今クエン酸に嵌っているらしいのだが、その話を話し始めて直ぐ「この話をしてもいい?」って確認したりする所がたツボに嵌まるったら(爆)
「クエン酸を飲んでいて体調が良かったのに、なくなりそうになったので、自分でそこ(ラベル)に載っていた電話番号に電話して注文をしたら「在庫がありません」て…。病は気から…と云うけど、在庫がなくなって飲めなくなったらと思ったら、調子が悪くなりました。ライブに影響は出なかったんだけど…」みたいな感じの内容だった。
これには続きがあって「旅に出る時も500mlのペットボトルに詰めて持ち歩いてました。残り少ないのを500mlのペットボトルに詰めている自分の姿を思うと『ロックしてねーなぁ』と思います。(笑)その後、やっと在庫が入ったので10本頼んだら2本おまけが付いてきて、今は全部で12本あります」と。
今回のソロツアーではツインギターなのだが、その内のメインギターの大賀君がイスに座ってアコギを持ってスタンバイ。
稲葉もアコギ(GibsonのJ200)を持っていたのだが、歌う準備をしながら思い出したかのように
「あ、ギターの大賀君です」
取って付けたような紹介の仕方(爆)ウケたよ(爆)
ここで『ファミレス午前3時』を。
歌う前にどんな気持ちでこの歌を作ったのかと云うのを簡単に説明しつつ、歌いだした。
2枚のLEDスクリーンがくっついて1枚の大きなスクリーンになり、稲葉と大賀君を映していたのだが、歌詞が2番に入る前にスクリーンの下に歌詞が出始めた。
これは観客側にも一緒に歌って! と云う合図なのだが、みんなで大合唱していたら、間奏に入る時、稲葉が「フフフーで!」って云ったのがあまりに云い方が可愛くて可笑しくて、私、バカウケ(爆)
もう座り込んでヒーヒー泣き笑いしていたら、やはり同じようにツボに嵌った人が何人も居たらしく、あちこちからクスクスと笑い声が混じっていた。
流石にそれを感じた稲葉が可笑しかったのかしらん…とでも思ったらしく、2フレーズ目に入る前に「ラララーで!!」と変えて直していたよ(爆)
それがまた可笑しくて可笑しくて…(爆)
もぅ稲葉、可愛すぎ?っ!!
それから22日に発売するアルバムの中から新曲『おかえりなさい』と『水平線』を披露。
確かこの曲辺りで今回アルバムにもコーラスとして参加している「doa」の徳永と太田を紹介。
太田は元「BAAD」のヴォーカルで、徳永は最近GIZA Studio関係のアーティストの編曲を沢山やっているのだが、太田も出世したもんだなぁ…とちょっと関心したり…(笑)
そこからは怒濤のライブだ。
『Wonderland』から始まり『O・NO・RE』とスピード感溢れるナンバーを炸裂。
今回はステージ左側の花道の上辺りの席だったので、こっちに来た時は稲葉とは5mぐらい。
右へ左へジャンプしたりステップを踏んだり、走ったり…と忙しく動く稲葉を見て、誰がもう直ぐ40歳と思うだろうか(笑)

次の『CHAIN』では、途中のサビ部分で、稲葉が稲葉を映している2枚のLEDの間に入って、稲葉が3人同じポーズで繋がっているように。
曲に合わせてのこの演出はホントに憎いっ! と思った。(左足で描いたようなスケッチで申し訳ないw)
『Seno de Revolution』ではみんなで「せーのっ!」と大合唱し、もう燃え尽きる寸前なぐらい稲葉も全開で歌っていた。
そしてラストにまたも新曲の『正面衝突』
実は後から知ったのだが、何とこの曲とアルバム内に入っているもう1曲の作曲は、稲葉と共に私の大好きなStevie SALASが作っているのだ!
Stevieのギターはホントにかっこよくて、あの松本さえも絶賛した程だからね(笑)
実際アルバムではStevieがギターを弾いているらしいし、PVにも出ているらしいので、凄く楽しみだ。
そして一端、稲葉は退く。
そういや今回は曲と曲の間にステージ後ろの方に行ってぱっぱと衣装替えをしていた。



そしてアンコール。
下はそのままグリーンかかった青のジーンズだったが、上はショッキングピンクの長袖Tシャツで、出てきた時「キューティーハニーばりに色気ムンムンだな(爆)」と思ったほど…ほほほっ。
そしてそして、アンコールはそうだったらいいな…と思った2曲を歌ってくれた。
『遠くまで』は始まり方がかなりアレンジされていて、やっぱりこの1フレーズにどっちゃり言葉を詰め込んでいる部分は稲葉だからイイ(≧∀≦) と感激!
そして、ラストは大好きな『愛なき道』
この曲にも凄く思い入れがあるので、生で聞けて、一緒に歌えてスッゴク楽しかった。

松本が居ないとやっぱりちょっと物足りない感じはするけど、稲葉のソロツアーもこれからもたまにはやって欲しいな…ととても思わせる程。
ソロツアーが出来る程、ホントに成長したんだなぁ…と終わってしみじみと実感した…(笑)

ライブが終わった後。LEDスクリーンにはコラージュされた色々な『en』の文字(色々な漢字など)が映し出されていた。コレは最後に「end」と。

TMGよりかは小さいがそれでもB4変形の大きさ。
因みにパンフレットと全く同じデザイン、同じ大きさのステッカーも付いていた。嬉しいけど、どこに貼るの?(笑)

中は凄く趣向が凝らしてあり、直筆の歌詞を書いたノートの画像があったり、稲葉のお気に入りのものが数十点、コラージュのように載せてあった。
ファン心をガッチリ掴んだパンフレットだ。

武道館とツアートラック。

※画像の無断転写、複製を禁じます。

18:37 カテゴリー:Live Reports



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