進級式
Rayの進級式だった。
いくら大きい体育館とはいえ、全校生徒+父兄は一度には入れないので、入園式は9時半から。
進級式は10時半からとなっていた。
でも、年中と年長の在園児だけで300人前後、それの父兄が体育館にぎゅうぎゅう詰め(苦笑)
流石にマンモス幼稚園とは云え、ちょっと人数取りすぎだよ(苦笑)と思ったよ(苦笑)
担任の発表があるので、先生の顔が見られるように…と紅白の横断幕が掛けられている窓際の端っこにぎゅうぎゅうになりながら、誰が担任なのかドキドキしていた。
結局、Rayが大好きな、年少の時の担任だったY美先生は、年中たんぽぽ組の先生に。
同じマンション内のYちゃんがたんぽぽなので、RayはYちゃんをかなり羨ましがっていた。
同じ乗降地のYの介君のかえで組は、春から小学生に上がった一緒に今まで幼稚園に通っていた、マンション内のY奈ちゃんが年長さくら組の時の先生、J子先生。
Rayのすぎ組は、去年もすぎ組担当だったT美先生だった。
(因みに、年中の時のばら組担任だったM里先生は、今年も年中、もも組の先生になっていた)
T美先生はエレクトーンがとっても上手だ。
クリスマス発表会で、毎年先生の発表の時、必ずエレクトーンの独奏をやるほどの実力者。
なので、T美先生のクラスだけは、オルガンではなくとっても高級なエレクトーンが置かれるので、他の年長の子たちは羨ましがる…と云う話は聞いていた。
今日の進級式の後のクラスでの連絡時、最後に「終わりの歌」を歌って帰るのだが、その時に弾いたエレクトーンの音の良いこと!
それに伴奏も他の先生よりも当然ながらアレンジされていて巧い!
年長では運動会で鼓笛をするのが家の幼稚園でのメインイベントで伝統でもあり、年長に上がって早々、鼓笛のパート発表があり、各々の楽器で運動会のある10月頭まで必死で練習をする。
T美先生は当然、エレクトーンが巧いので、音楽関係には厳しいらしい。
それ故、T美先生のクラスで、鼓笛の練習時、間違えてばかりいる子はお昼は事務所でひとりでご飯を食べさせられるんだって…と云うウワサを耳にした。
ひえ〜っ。
Rayは鼓笛の曲自体はドレミで歌えるのだが、ピアニカの指使いはあまり得意ではない方(苦笑)
嗚呼、どうか鍵盤関係の楽器に当たりませんように…と祈るばかりだ。
年長になると、小学生に上がった時大丈夫なように、今までとは違ってかなりキッチリと出来ることはしなければならないので、ベテランで怖い先生が年長を受け持つことが多いのだが、T美先生もかなり確りしたベテランの先生らしいので、怒られたらRayは泣きそう(苦笑)
小太鼓か太鼓、あわよくば旗を振る人(鼓笛では、指揮をする子と曲のリズムに合わせて旗を振る子が楽器以外で居るのだ)にでもなって欲しい。
でも旗は実際風が吹くとかなり煽られるので、体型が確りしている子が選ばれやすいって話だし、Rayはひょろっとしているから旗は多分無理だろうな…
(丶´,_ゝ`)