Music Lovers Premium Gig バレンタインライブ “Music Lovers premium Stars”@shibuya nest

2002年 2月19日

2001年2月18日。

このライブのバンド名って何なんだろう(爆)
今回のこのライブ、メンバーがかなり魅力的。Voが生沢祐一(元TWINZER)/Bが明石昌夫(お馴染み元B’zのツアーベーシスト&元AMG)のアルツハイマーコンビ(爆)
私の尤も好きな取り合わせだ。
今回、友人からこのライブの告知を教えて貰った時、正直行くかどうかかなり悩んだ。
と云うのも現状で私は妊娠8ヶ月の終わり。その上会場はライブハウス。ホールに比べれば時間は短いとは思うモノの、ライブハウスでは殆どが立ち見。
それを今の状態で乗り切られるのかって云う一抹の不安があったからだ。
しかし、チケットはインターネットでの申し込みで抽選で当選したものだけが購入だし、その日限りのライブってこともあって、当日はどんな具合だか自分でも想像は付かなかったけど、意を決してチケットの購入をお願いした。
が結局、体調も順調だし、友だちがスタッフに頼んでイスを用意して貰えそうだ、と云ってきたので行くこと決定。
久々のライブを堪能してきた。

妊婦の関係上、今年のB’zのライブにはどうしてもスケジュールが合わなくて断念したので、唯一出産前最後のライブになってしまったが凄く楽しみにしていた。
当日は日曜だったし、開演時間も早かったので、あまり自分でも気に留めていなかった。
それにスタッフの人が凄く親切で、イスを用意して貰えないか、と友人が頼んでくれた時「だったらこの関係者席のイスと机を使ってください」と薦めてくれたのだ。
お陰で体調も悪くなることなく、かなり楽しんでこれた。
スタッフのみなさん、本当にありがとう(^-^)
さてさて、このメンバーでどんな曲をやるのか、大体の想像はしていたが、もう往年のクラシカルロック中心でやってくれて、かなり楽しめた。
初っぱなはHOOCHIE KOOの「Rock’n Roll」お約束って感じだけど、前生澤さんが、B’zのギタリスト松本が短期でやっていたRockn’ Roll Standard Club Bandでも歌っていた(と思う)のと、自分のTWINZERのアルバムでも歌っていた曲だったし。それが始まり。
元々生澤さんは若かりし頃、アメリカに渡って歌を歌った経験があるので、英語の歌は巧い。
その後、確かレッド・ツェッペリンの曲を歌ったと思う。
その後も怒濤の如くCREAMの「White Room」や誰がオリジナルだっけ? 「All right now」、AEROSMITHの「Dream On」、FREEの「Hunter」などなど。
兎に角私の好んでいるロックをガツンガツンと演奏してくれた。
後ろの方で楽しんでいたので、実際顔ぐらいしか見えなかったのだが、どうも昌夫氏はFenderの赤いベースを使用していたようだ。
相変わらず音はいい(^-^)
だけどアルツ入っているので(大爆笑)途中の曲でもドラムスティックのカウントから入る曲で、自分が何のコードから入るのか忘れてしまってやり直しをしたり(爆)もう年寄りだから最初のコードを覚えていれば芋蔓式に次々と思い出す、なんてMCでは語っていた。
その上、この二人は関西出身なので、MCも二人での会話になると関西弁。そして何故かボケとツッコミの激しいMCに。
これがまた大爆笑の渦で、兎に角アットホームしていて、まるで学園祭バンドのノリだ、と本人たち自らも云っていて、凄く楽しんでいるようだった。

その後もAC/DCやらちょっと路線が珍しいけど、Policeや「Pretty Woman」なんかも歌ってくれた。
途中では昌夫氏が自ら歌った曲もあったし(爆)
年寄りなので休憩も必要(爆)と1曲インストでGARY MOOREの「SUN SET」をやっていた。その間生澤さんは休憩。
後はWhite Snaceの「STILL OF THE NIGHT」もやっていた気が…

アンコールはMountainの曲(何をやったのか忘れちゃった(爆))とおきまり? なDeep Purpleの「Purple Haiz」
本当はこれで終わりのはずだったんだけど、生澤さんがここで「もう一曲やらせてくれ」と抗議。
AC/DCの曲なんだが、先ほどやった時、キーが高い曲なもんで、声がちゃんと出ていなかったのが、相当悔しかったらしく、もう一度歌わせて欲しい、とアピール。
「だって5年前にやったツアーで歌った時はちゃんと声が出ていたんだよ」
って云いながら(爆)昌夫が「じゃあ出なかったから出るまで何度もやり直そう」って
まるで拷問のようやなぁなんてつぶやきながら演奏開始。
今回は先ほどよりも何とかマシにはなっていた。
でも普通のライブだったら絶対にこんなことってないはず。
余程野外ライブとかで、雷が落ちて演奏が途中で中断したから、最後にもう一度やり直し、なんてことが希にはあるかもしれないけど、ヴォーカルが納得出来ないから歌い直しさせてくれって前代未聞だよなあ(爆)って思いつつも楽しんできた。

一応、MCでは機会があったらこのメンバーでまたライブをやりたい、とは云っていたが、実際次の予定は全く決まってはいないようだ。
どう考えても今回のライブで余り儲けがあるとは思えないし、本当に本人たちが楽しんでいるライブなんだなぁって実感。
そういうライブが実は一番面白かったりするのだ。

これで暫くライブには行けなくなるので、個人的にはとても堪能できたライブだった。
是非、またやってちょ〜だいっ(^-^)

20:29 カテゴリー:Live Reports



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