りる、死す
昨日の夜、珍しくちょびが起きていた。
ちょびは♂で秋からタイガー化がはじまっており、とうてい触れる状態ではない。
それにここ数週間、寒くなったせいか、日中もちょびは殆ど寝ている。
だから「珍しいな」と思った。
それに起きている時も飛びかかってこなかったし。
そんなことがありつつ、普通に寝て、朝も起きていたので恐らくずっと起きていたに違いない。
益々珍しい…と思い…「嗚呼、餌がないのか」と餌をあげようとしていた。
丁度ダンナが会社に行くので玄関に向かっていた時だった。
今は、ちょびがタイガー化しているので、りるとは別々に入れてあるため、りるの方にも餌を入れなくちゃ…と思ってりるの方を見たら、だらんと死んでいる。
慌ててダンナに電話。
シマリスは死んだと思って埋めたら、実は冬眠していた…と云うことが稀にあるらしいのだが、どう見ても死んでいる。
いくら冬眠していたとして、呼吸くらいはあるだろう…。
それに一昨日の夜まではバタバタとゲージ内を走り回っていたのを覚えている。
昨日は午前中から夜まで出かけていたし、普段は大体18時頃には寝入っているので、昨日帰宅した時は静かだった。
そういう時は大半寝ているので、確り確認をしなかったので、りるが何時からおかしくなっていたのかが分からない。
じっくり見てみたけど、やっぱり冬眠って感じではなかった。
Rayは一度、初代ちょびが1ヶ月で死んだのを体験しているのだが、今回は確りしていた。
庭に埋めたいから、そのままにしておいて、と幼稚園に向かい、帰ってきてから庭に穴を掘って、りるを埋めてあげた。
タオルにくるんで穴に入れたRayは「あ〜っ、りるに土がかかっちゃった」と必死に土を払おうとする…。
何だかちょっと心が痛かった。
丁度、オカンが来ていたのでオカンが「土を被せてあげないと、野良猫が掘って食べちゃうよ。食べられちゃった方が可哀想だから、ちゃんと土を被せてあげてね」と話したら、Rayが土を盛り始めた。
結局、りるは2年10ヶ月ぐらいで他界した。
Rayが「またシマリス買いに行くの?」と云うので「もう飼わないよ、ちょびが居るし、♀を飼ってもちょびと相性がいいか分からないからね」と話したら「ちょびがタイガー化しているからりるが死んじゃったんだよ」と話してきた。
まぁ…それは関係ないんだけどね。
でも、ちゃんと生き物には「死」がある、と云うのを理解仕始めている。
「じーちゃん(ダンナの祖父)が居る天国に行ったかなぁ…」
きっと天国で今頃、大好きなクルミやひまわりの種を頬袋いっぱいに入れているに違いない。